TOEFLスピーキング対策のコツと勉強法

TOEFL iBTのスピーキングセクションは、4つの質問で構成されており、試験時間は約17分です。各質問に対して、準備時間と解答時間が決められています。

ただ自分の考えを喋れば良しということではなく、リーディング・リスニングの内容を踏まえた解答をしなくてはいけません。また、スピーキングのテンプレートを覚えて「とりあえず話す」ことが肝心です。

以下の記事でもTOEFLスピーキングの内容に関して紹介していますので、合わせてチェックしてください。

① リスニング力の強化

「TOEFL対策L,S,Wに必須!リスニング力を向上させるには?」というブログ記事でも紹介しましたが、スピーキング力とリスニング力には密接な関係があると言われています。人は聞き取れない音声には意味を持たせることができず、問題の主旨とは違う解答をしてしまう可能性が出てきます。スピーキング力をつけるにはリスニング力を強化することが大切となります。特にTOEFLのスピーキングでは統合問題が3つあり、リスニング力も聞かれます。

リスニング力アップのための勉強法は、以下の記事にて詳しく説明をしていますので合わせてチェックしてみてください。

聞き馴染みがない「リテンション」という方法も、リスニング力向上には必要不可欠です。
MAEでの授業でもディクテーションやリテンションを積極的に取り入れています。リスニング力を鍛える効果的な方法であることは実証済みです。

② 物事を英語で考える習慣をつける

TOEFLのスピーキングセクションは時間との戦いです。限られた短い時間で、英語を読み、聞き、考え、答える全てのスキルが求められます。言い換えると、普段から英語に慣れておく必要があるということです。

まず手軽にできることは、英語で日記を付ける、SNSで意見や気持ちを投稿、時事ニュースに目を通して自分の意見をまとめる、英語で物事を考える、というところから始めてはいかがでしょうか。
当校の講師のお勧めの1つは、TED Talks や Podcast / Youtube など英語の音声を1日1つ聴いて、内容や自分の意見を英語でまとめるようにしましょう。

③ 過去問題を解く

当たり前のことになってしまいますが、過去問題をまずは解きましょう
過去問題から傾向を掴み、弱点などを洗い出して対策をするのが早道です。

例えば音声を聞いて内容を要約する設問であれば、ポイントを押さえたリスニングを心がけなくてはいけません。きちんとした対策を立てることで、スコアアップに繋がります。

また過去問題を解く上で大切なことは、模範解答にもきちんと目を通しましょう
スピーキングの解答もライティングセクションと同様に一通りではありません。評価基準を満たす回答でなければ評価も悪くなってしまいます。評価されやすい解答方法や文章構成なども把握し、スコアアップを目指しましょう。

④レコーダーを活用する

自分のスピーキングをレコードしてみましょう。一分と時間を計ってレコーダーに向かって話します。それをプレイバックして聞き取りずらい所、自分でも何を言っているか分からないところ等を改善していきます。適切でない表現があればそれも改善していきましょう。なかなか自分の声を録音することはないので、最初は違和感を感じるかもしれませんが、やがて当たり前になってきます。自分の声のスピードや癖なども客観的に聞くことができてレコーダーを使って自分のスピーチを録音することはとてもよい勉強になります。

⑤音読の練習をする

声を出して英語の文章を音読してみることはなかなかやらないかもしれませんが、正しいイントネーションやスピードを得るためには日常からか簡単にできる練習になります。音読用にできていないテキストでも簡単はリーディング教材やニュース教材を使って音読してみましょう。音声がついているものが最適です。音声の通りに反復していくことで正しい発音とイントネーションを養っていけます。下記は練習用の英会話文です。

⑥Chat GPTを活用する【voicecontrol.chat

AIツールでChat GPTの機能に音声入力+音声読み上げ機能が付いたVoice control Chat と利用してみましょう。

音声入力でご自身の発音をチェックしてもらい、かつ、添削した文章を読み上げてもらうことで、正しい英語表現の音声もセットで確認できるというメリットがあります。

ご自身の英語の添削や、実際に使用する場面を想定したロールプレイをすることももちろん可能です。その場合、ChatGPTとご自身それぞれの役割を指定して、ロールプレイしたい旨を指示するだけでOK!

TOEFLスピーキング勉強法 まとめ

スピーキング力の向上はまずリスニング力の向上からはじまります。日頃からリスニング力向上を目指しつつ、。
アウトプットの練習を組み入れましょう。上記のように自分でお金をかけずできることはいっぱいあるはず。
TOEFLスピーキングセクションは「時間との戦い」となるので、時間内にスピーチする練習もその後大事になります。

Metropolitan Academy of English

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