新形式TOEFLスピーキングはタスクが2つあります。どちらもしっかりと対策を取れば、高得点が取れる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
ここでは、TOEFLスピーキングの概要と対策についてご説明いたします。
TOEFL スピーキングの概要
TOEFL スピーキングセクションの概要を確認しておきましょう。
TOEFLのスピーキングは、2つのタスクから構成されており、約時間は8分で終わります。
コンピューターテストですので、実際に試験官とお話するのではなく、割り当てられたコンピューターに向かって話す形式になります。
Task1は「Listen & Repeat」と言い、一文(短いから長い文章まで)が音声で読み上げられます。そちらを正確にリピートするタスクです。
Task2は「バーチャルインタビュー」と言われ、質問に対する答えを45秒内に答えます。
| タスク | 質問数 | 制限時間 | |
| ①Listen & Repeat | 音声の一文を正確にリピートする | 7問 | 8-12秒内にリピート |
| ②バーチャル・インタビュー | インタビューワーの質問に答える | 4問 | 各質問に45秒内に答える |
Listen &Repeat では、文章が長くなればなるほど、難しくなるため、まったくリーピートできない!ということがないように練習が必要です。
バーチャルインタビューでは、45秒内に「自分の意見+その理由+具体例」を入れていくことを意識して練習を重ねましょう。
TOEFL スピーキングの採点基準
TOEFLのスピーキングはコンピューターに向かってスピーチをする形式です。
採点はAIと試験官によるハイブリッドの採点と言われていますが、以前よりも、AIの比重が多くなったと言われています。
そのため、内容というよりは、イントネーション、発音も明瞭さが必要になります。
0-5段階で素点*が出されます。

素点とは… 正解数や採点官による評価点(0~5)そのものを指し、換算表を用いて最終的な1.0-6.0点満点のスコア(Scaled Score)へ変換される前の点数のこと!
それぞれのタスクごとに採点基準が違います。
Listen &Repeatの採点基準
| 5 上級者(エキスパート) | 完全に正確に再現されており、ネイティブのようなリズム・イントネーション・流暢さを備えている |
| 4 上級(アドバンス) | ほぼ正確で、語や文法にわずかな違いはあるが、意味は変わらない |
| 3 中級(コンピテント) | おおむね内容は捉えているが、語句の欠落や不正確さ、変更が目立つ |
| 2 初級(ディベロッピング) | 文が断片的で、多くの内容が欠けていたり変わっていたりして、理解が難しい |
| 1 初心者(ビギナー) | 元の内容がほとんど再現されておらず、ほぼ理解不能。 |
バーチャルインタビューの採点基準
| 5 上級 | 内容は完全に的確で、十分に展開されており、持続性がある。自然で会話的なスピードで話され、適切な間の取り方と明瞭な発音・イントネーションが見られる。 |
| 4 熟達 | 全体として明確で一貫性があり、十分に展開されている。流暢さや発音にわずかな乱れはあるが、コミュニケーションは概ね良好である。 |
| 3 中級 | 話題には沿っているが、内容の展開がやや不十分。流暢さにやや問題があり、間が目立つこともあるが、概ね理解可能である。 |
| 2 中程度 | 内容の範囲や明瞭さが限られている。語彙や文法に苦労し、間が多く、理解しにくい部分がある。 |
| 1 不十分 | コミュニケーションが著しく限定的で、発話が断片的、話題との関連性が乏しい、または発音が不明瞭で理解困難である。 |
採点の項目は以下の通り
- General Description (タスクの完成度、理解度)
- Delivery(流れ、発音、ペース、イントネーション等)
- Language use(文法と用語の使い方)
- Topic development(内容と論理性)
これらの素点と言われる点数が1.0-6.0の点数に換算されます。
AIが出した採点+人間の採点の掛け合わせですが、AIの採点の比重が高くなっていると言われいます。
Advanced (5.0-6.0) 上級ユーザー
High-Intermediate (4.0-4.5) 有能なユーザー
Low-Intermediate (3.0-3.5) 中程度のユーザー
Basic (1.0-2.5) 限定的なユーザー
Below Basic (0) 非ユーザー
TOEFL スピーキング タスク別対策
タスク1 Listen & Repeat
【タスク】
TOEFL スピーキングのタスク1では、音声で読み上げられ1文をリピートすることが求められます。
すぐにリピートするのではなく、3秒ぐらいの間をおいて「ピー」という音声がなった後にリピートします。
7問あり、問題が進むにつれて、文章が長くなり難しくなります。
【例題】
【対策】
ここで肝心なのは、メモを取ることができることです。メモを取ることを忘れると正確にリピートすることが難しいのでメモ取りは重要です。
音声を聞きながら、「publilc trans」 「大」 「crowd city」などのように、日本語でも英語でもいいので、後から自分でわかるように簡潔にメモることをおすすめします。
また、通訳の方がよく行う練習、リプロダクション(リテンション)という練習が非常に有効です。
聞いた英語の音声を一時的に記憶(リテンション)し、その後、何も見ずに声に出して再現するプロの通訳訓練法に基づくトレーニングです。
ここで大事なのは、易しい短い文章から始めて慣れてきたら少しづつ長く、複雑な文章にチャレンジしていくことです。
または、長い文章をチャンク(英語の意味を成すかたまり)で切って、リピートする練習でも良いでしょう。
完全にすべてを正確にリーピートすることができなくても、下記の3つ点に注意しましょう。
①文になっていること
②文の骨格(主語+動詞+目的語など)が失われていないこと(副詞や形容詞が抜けたりすることはOK)
③1文の意味が大きく変わっていなこと
タスク2 バーチャルインタービュー
【タスク】
タスク2はバーチャルインタビューです。
ある一定の状況設定がされており、コンピューター上に現れる試験官の質問に45秒内で答えるタスクです。
教育、キャンパスライフに関連したトピックの他、公共機関や健康維持、テクノロジー、環境問題への取り組みなど幅広いトピックに対する自分の意見を求められます。
一連した4つの質問はすべて同じトピックに関した質問になります。(たとえば、スマートフォーンについてのことであれば4つの質問はすべてスマートフォーンやテクノロジーに関する質問になります)
【例題】
【対策】
45秒内で、質問に答えます。質問が2つ入る場合もありますので、聞かれた質問に必ず答えましょう。
答えはいつも以下のように答えるように練習しましょう。
①自分の意見
②その理由1~2つ
③具体例
- 必ず、自分の意見、理由と、それぞれの理由に関する具体例を述べましょう!
| TOEFL スピーキング インタビューのテンプレート |
|---|
| (自分の意見): Personally, I believe that A. |
| Argument 1 (1つ目の理由) |
| Argument 2 (オプショナル) |
| 具体例 |
【回答例】
質問:Thank you for speaking with me today.
I would like to know how you keep up with news and current events in general.
Do you like to read news online? or You prefer traditional newspaper or some other source of information.
Why is that?
【解答例】
I usually read news online. One main reason is that I can get the latest information rigth away.
For example,a tragic event such as earthqake happens, I can check online to look for the information of the event as the online news tends to be updated quickly. Another reason is conveinence.
I can serach infromation I want immediately by just typing key words in the search engine.
【ポイント】
- 音声は一回しか流されないので(メモも可)、質問にしっかりと答えましょう。
- 準備時間はないので、即座に答え、答えが45秒内で言えるように練習をしましょう。
バーチャルインタビューの回答に便利な表現
- Personally, I feel that…
- From my perspective…
- I’m of the opinion that…
- The main reason is…
- Primarily because…
- For instance…/ For example…
- In my experience…
- Overall, I think…
- So, generally speaking…
バーチャルインタビュー モデルアンサー
高得点を実証できるモデルアンサーです。回答が、①自分の意見(質問の答え)→ ②理由 → ③具体例という順番で45秒内に収まっていることを確認していきましょう。
【質問】
【高得点の回答】
新TOEFL スピーキングのコツ まとめ
スピーキングのタスクは2つ、計11問で8分で終わるテスト
Listen&Repeatは、長い一文はうまくメモを利用して主語と動詞、目的語(補語)は抜かさないように心がけよう
解答時間が決まっているため、時間内にまとめることを意識しよう
日頃からリテンションの練習を取り入れよう


