IELTSスピーキングの注意点と対策【パート1からパート3】

スピーキングで日本人がやりがちな間違い

内容に一貫性(coherence)がないと判断されてしまいます。与えられたトピックについて順を追って話すことは試験官に自分の言いたいことを理解してもらうには大事なこと。
『いつ、どこで、誰が、何をして、どうなったのか』もしくは、「昔から今」など時系列(chronological order) で話を展開するのが良いでしょう。

同じことを何度も言ってしまう

話の展開が考えつかず、つい同じことを言ってしまうのはよくありがち。

例)
I would like to talk about a graduation party at high school. When I graduated from high school, there was a party for graduation, so I am going to talk about it. 

このような場合は、まず最初に概要(定義)を述べるようにしましょう。全てのトピックに共通して使えます。
“graduation party” とは一体何なのか。


ー graduation party is that all students of the same grade attend the event to celebrate their graduation.

自分の思いや感情を述べると効果的です。特に自分の思いを伝える事でよりパーソナルな回答になり、「一般的で、無難な答え」とは違って、試験官を印象付けることができます。グループ社会が強調される日本では、自分の意見や思いを真っ先に話していくことに抵抗を感じるかもしれませんが、別社会では、個人的な考えを持つことが大事とされています。自分の思いを他人に伝えて、自分をアピール!IELTSのスピーキングはこれが以外と功を奏します。

ー I absolutely enjoy having been there (理由) because school allowed us to wear our favorite costume and I dressed in a Gothic style. My friends also wore a strange costume.  

日本語の間投詞をつい使ってしまう

英語を話しているはずが、日本語のである「あれ」「何だろう」等を度々使ってしまうことがあるでしょう。
癖になっている方が多いと思いますが、間投詞は英語では、”well”, “I mean”に値します。
こちらはフィラーと言い、言葉に詰まったときに使う便利な表現です。
フィラーの使い方のブログページは こちら で詳しく説明しています。

語尾のイントネーションが上がってしまう

文の終わりなのに、語尾のイントネーションが上がってしまう方は以外と多い。
試験官に終わりを告げるためにも、必ず文末を下げて終わらせてください。語尾を上げて終わる癖を持っている方は意識して直すようにしましょう。語尾が上がっていると、試験官は話が終わったとは思わず、終わりを待ってしまうことがあるので、普段の練習が必要です。

イントネーションがフラット

話される文に抑揚がないと、聞き取りづらくなるので試験官にとっては悩みの種とも言えます。
例えば、インド人の英語が聞き取りづらいと言われる最大の理由はフラットなイントネーションであるとも言われています。イントネーションが乏しい方は、ゆっくり話すようにするなどの解決策を身につけましょう。
日々の練習に、英語の記事を音読する(抑揚に気を付けて)ことを取り入れます。音声をまねて発音してみましょう。音読することは、英語のリズムや文の構造などを覚えるのにも役立ちます。ニュースキャスターになった気分で話すと活舌もよくなり、より一層効果的です。

機械的(メカニカル)になってしまう

何度アウトプットの練習を重ねる人に多く見受けられます。答えを暗記してしまっているため、答えが機械的に聞こえるのは問題の一つです。これだとせっかくいい答えでも、高い点数が取れないと言われています。機械的に聞こえないように、一度覚えたフレーズを違う表現を使って言い換える努力をしてみてください。そうすることで、自分の言葉で考えて話しているように聞こえます。「ふりをする」のも実はとても大事です。メカニカルスピーキングがいけない理由は こちら のブログページへ

結論を言えずダラダラ話してしまう

何か話さなきゃ!という思いから、話の締めくくり方が分からず、”and” を使い続けてダラダラと話してしまいがちです。このような場合は質問で尋ねられている事に必ず戻ってくる!!と意識してください。
例えば、”what concerns about education are there in Japan?” への回答の手順は;

  1. まず、質問の答えを直接述べる
  2. その理由を必ず述べる (理由は2つあるとベター)
  3. 結論として尋ねられた答えを再度述べる 
    例】”That is my concern about education in Japan” 
    「これが私の心配していることです」など。

:Do you think the traditional classroom will disappear in the future?

I don’t think it will disappear, but it might become less common. I think more people will study independently, using different technologies rather than sitting in a classroom. Maybe students will attend a lesson just once a week, and spend the rest of their time following online courses or watching video lessons. So, I think the traditional classroom will not disappear in the future.

 ついついおかしがちな間違えを再認識して”より明確で流暢なスピーキング”を目指しましょう

Metropolitan Academy of English

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