TOEFL100点と就職

TOEFLのスコアが大学進学や留学するために必要な英語試験であることは言うまでもないですが、一体どのような企業がTOEFL100点以上を求めているのでしょうか。日本国内で頻繁に活用されているTOEICとの違いも含めて一緒に見ていきましょう。

TOEICとTOEFLの違い

英語の能力を図る英語能力テスト。端的に両者の違いをお伝えすると、以下の切り分けが目安になります。

・日本国内で就職を目指すならTOEIC
・海外留学(進学)を目指すならTOEFL

就職活動をする際にはTOEICのスコアを履歴書に書くのが日本では通例ではないでしょうか。履歴書にTOEICの高いスコアを記載することができれば最大のアピールとなります。留学の際にTOEICが活用できないということでもありませんが、TOEICテストはあまり海外では有名でありません。しかしカレッジ進学ではTOEICの点数でも受け付ける所も多くあります。

日本でTOEFL100点以上を求める企業とは?

日本国内の求人サイトや転職サイトを見ていると、「TOEIC600点以上」が条件に挙げられている企業が多いですが、一体どのような企業がTOEFL100点以上を求めているのでしょうか?それは「外務省職員」と言われています。

以下は2022年度外務省専門職員採用試験の受験資格要項の抜粋となります。

2022年度 外務省専門職員採用試験実施計画 (今後予告なく変更になる場合もあります)


受験資格の中ではTOEFLなどの資格に関しては記述は見受けられませんが、外務省専門職員採用のFAQには以下のように明記されています。

採用に関するFAQ (今後予告なく変更になる場合もあります)


スコアに関してははっきりとした提示はないものの、TOEFLなどのスコア提出が推奨されています。過去には内定者に「英語力テスト・TOEFL100点以上を目標を課す」とニュースでも話題になりました。急速なグローバル化により、英語の重要性が増し、より高い英語力が求められる傾向にあるようです。(あくまでも傾向であり、当校が100%就職を保証するものではありません。)

外資系企業での就職や転職にTOEFLは有効か?

TOEFLは日常生活で使われるような英語から専門性の高い英語までカバーしているため、アカデミックな内容を伴う専門性の高い企業や即戦力として活躍できる人材を求めている企業では、TOEFLが最適とも言われています。

ただし外資系企業では、英語でやり取りする機会が多く「英語が話せるのは当たり前」という前提が存在しているという話も耳にします。その上で「何ができるのか」をアピールできることが重要になりますが、これはどの職種であっても言えることです。

海外の現地企業で働きたい場合

カナダやアメリカなど「現地企業で働きたい!」と思っている方も多くいると思います。これは、現地の人と同じ土俵で就職するということであり、英語資格テストの点数は、大学受験時のテストの点数を提出しているようなものであまり有効ではないと言われています。

ここで極端な話ではありますが、職場環境と年収も良いと言われ、IT業界TOP 4として名を連ねるGAFA(Google, Apple, Facebook(Meta), Amazon)で働くための最短距離は、その国の大学を卒業することが一つの方法だそうです。

TOEFL100点以上のスコアを取得するということは、ハーバード大学をはじめアイビーリーグと呼ばれる名門大学へ入学、夢の大企業で働くという選択肢が増え、まさに夢が広がるということですね。いい大学を出ることでいい就職先が見つかると考えるにはもっともなことです。

まとめ

海外の大学やカレッジ進学だけではなく、TOEFL高得点、特に100点マークはとても有効です。大体の有名どころの大学は104点から105点を求めてきます。決して簡単にとれる点数ではないので長期計画としっかりとした対策が必要です。

一人では難しいことでも、MAEでは生徒様の目標や弱点に合わせた勉強法を提示し、効率よくスコアアップを目指すお手伝いをいたします。皆さんが夢に一歩でも近づけるよう、MAEで最初の一歩を踏み出してませんか。

Metropolitan Academy of English

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