TOEFLライティングにはネタ集めが肝心!

TOEFLライティングの制限時間は50分。この50分間で2つのタスクを完成させなければならず、問題を読み、アイデアを出し、そしてしっかりとした構成でエッセイを書くのには、もう少し時間が欲しところです。
時間制限が設けられる中、焦りも出てきて、とにかく書かなければならないというプレッシャーを感じ、質問からずれた解答をしてしまうこともあるでしょう。50分というこの限られた時間を無駄にしない為にも、過去に経験したエピソードや知識を振り返り、前もって書くネタを用意しておくことは大事です。

普段考える事がないようなトピックが出てくることもありますので、あらかじめネタを集めておきましょう。ネタをいくつか持っているだけで、質問によっては再利用することもでき非常に役に立ちます。

TOEFLライティング質問形式

TOEFLライティングではIndependent Task(独立問題)とIntegrated Task(統合問題)の2つの問題タイプがあります。Integrated Taskはパッセージのリーディングとリスニングの内容を要約する問題となっており、意見を求められることはありません。読んで聞いた内容をまとめるだけです。
一方で、Independent Taskは自分の意見を述べるエッセイタイプになります。

家族や友達、教育、社会問題など、幅広いトピックに関する質問が問われますので、ある程度の知識や意見を持っておくことは必要です。TOEFLライティングの過去問や質問サンプル例を事前に調べイメージしておきましょう。とにかく書くネタに困ることがないようにしっかり準備することは大事です。

質問タイプ

Independent Taskにはいくつかの質問タイプがあります。

  1. Agree or Disagree 同意か反対かを述べる問題
  2. Compare two points of view 2択の内どちらかを選択する問題
  3. Describe something 自由に意見を述べる問題
  4. Imagine something 仮説に対して想像する問題

Agree or Disagreeの質問形式は、5割~7割の確率で出題されるといわれています。
賛成か反対か、どちらかの意見に絞る必要があるのですが、質問によっては中々答えづらいものもあります。「どっちでもいいのにな…」と思うような質問も中にはあるものの、なんとかアイデアを出さなければならないので、意外と難しいと感じる方は少なくありません。

Independent Taskでは、文字数300文字が目安とされているため、具体例を入れながら話を展開させる必要があります。トピックごとにある程度のネタは持っておいた方がよいでしょう。
書くネタがなければエッセイは書けません。

TOEFLライティング Independent Task質問例

Q1: Do you agree or disagree with the following statement? In my country, young people have a better life today than their parents enjoyed when they were young. Use reasons and examples to support your answer.

Q2: Do you agree or disagree with the following statement? My lifestyle is easier and more comfortable than the one my grandparents experienced when they were young. Use specific reasons and examples to support your choice.

Q1とQ2の問題では、過去と現代の生活スタイルに関する質問になります。
では、下記はどうでしょうか。

Q3: All around the world, people are living longer than ever before. Which of the following do you think are the main causes of this phenomenon? You may choose more than one option.

Q3は、健康に関する質問になります。
「テクノロジー」をキーワードに具体的なネタを用意しておくと、トピックは違ってもQ1~Q3の質問に当てはめることができます。 

キーワード▶テクノロジー
具体例
・現代では携帯電話を持つことやインターネットが幅広い世代で普及しているため、情報伝達が簡単になった。
・AIが発展してきている事から、昔に比べて生活が豊かになった。
・AIによる生活習慣の改善が注目されている。

Q5: Some people prefer to live in a small town. Others prefer to live in a big city. Which place would you prefer to live in? Use specific reasons and details to support your answer.

Q:6 People in society work in many different settings, and for a variety of reasons. What do you think is the main reason why people have jobs?

Q5は、都会に住むか田舎に住むかどちらがいいかという選択です。
Q6は人々が仕事をする主な理由について問われています。どちらも例として少子高齢化の社会問題について取り上げることができます。

キーワード▶少子高齢化
具体例
・少子高齢化が進む現在、将来的に貯蓄が必要になってくる。
・大都市に行けば求人も多く、月給も比較的高い傾向がある。

まとめ

TOEFLライティングの制限時間は50分。時間以内に二つのタスクを完成させなければなりません。
その内Independent Taskは、自分の意見を述べる必要があるので、ある程度書くネタを用意しておくとよいでしょう。
アイデアを構築するのに時間をなるべく費やさないためにも、下準備は必要です。

Metropolitan Academy of English

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