TOEFL対策におすすめのアプリ 6選

英語学習には、移動中、仕事の休憩中などのスキマ時間を充てることが非常に効果的です。机に向かうことが面倒な時でも、スマートフォンやタブレットでTOEFLの対策を行いましょう。

TOEFLは進学を目的としているという試験の性質もあり、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング、全ての科目でアカデミックな内容に慣れる必要があります。また、TOEFLではリーディング以外の科目でリスニングセクションがあるため、リスニング力の向上が不可欠です。

Google PlayではTOEFLの対策アプリがいくつかリリースされていますが、App StoreではTOEFLの対策アプリはあまり見られません。したがって、Androidのスマートフォンやタブレットをご利用の方は、試験の大まかな形式を把握したり、TOEFLに向けた対策も比較的しやすいものの、iPhone, iPadをご利用の方はアプリだけでTOEFLの試験対策を行うのはかなり難しいと考えてください。

アプリは、TOEFLに特化して活用するというよりも、全体的な英語力の向上を目指してうまく使いましょう!数あるアプリの中でも、TOEFL対策におすすめのアプリをまとめました。

TOEFLの詳しい概要は以下の記事をご覧下さい。

TOEFL対策におすすめのアプリ

  1. TOEFL Prep & Practice
  2. TPO Listening for TOEFL
  3. TED
  4. RedKiwi
  5. 英単語アプリ mikan
  6. Flashcards – TOEFL Vocabulary

TOEFL Prep & Practice

TOEFL対策アプリ1

料金:無料
登録:メールアドレス・パスワードの設定が必要
iOS: TOEFL Prep & Practice
Android:TOEFL Prep & Practice

TOEFL形式の練習問題があり、文法・試験のtipsなどを動画で確認することができます。ただし、練習問題は1,2セットで、もっと多くの問題に取り組みたい場合は有料会員になる必要があります。

問題の解説も含めてすべて英語での説明なので、英語の説明を理解するのが難しい人は注意しましょう。(TOEFLは他の英語試験に比べて高いリスニング能力を求められるため、このアプリ内の説明動画は理解できるレベルまで基礎を付けておくことが望ましいです。)

TPO TOEFL®リスニング-TOEFL® Plan

料金:無料
登録:不要
iOSのみ:TPO TOEFL®リスニング-TOEFL® Plan

実際のTOEFLの形式に近い問題を無料で解くことができます。問題はなんと34セットあるため、長く使えるアプリです。

ただし、オリジナルの音声はスピードが実際のTOEFLの試験よりも遅いため、本格的にこのアプリで対策を行いたい場合は音声のスピードを調整する機能の購入をオススメします。(2021年3月11日現在、速度調整機能250円)

TED

料金:無料
登録:メールアドレス・パスワードの設定が必要
iOS:TED
Android:TED

世界の著名人によるスピーチや、様々なトピックに関するプレゼンテーションを配信しているアプリです。

ビジネス、テクノロジー、社会、といったトピックから、心理学、愛など、多様なトピックについての英語のプレゼンテーションを聞くことができます。スピーチ・プレゼンテーションであるため、教材から流れてくるような機械的な話し方ではなく、ジェスチャーや抑揚も含めた「リアルな英語」を聞くことができます。

話者は必ずしも英語のネイティブというわけではないため、可能であればアメリカンアクセントのスピーカーのスピーチを選びましょう。

TEDがTOEFLの対策に役立つ大きな理由は、動画を通してアカデミックな内容のリスニングに慣れることができる点です。スピーキング・ライティングでは、社会問題や、社会現象についての一般的な考え方を知っておくことが得点を左右する場合があります。

TEDのプレゼンテーションで何を見るか迷った場合は、Education, Science, Psychology, Biologyなどの、アカデミックなトピックから動画を選ぶことをおすすめします。

RedKiwi

TOEFLアプリ

料金:無料
登録:不要
iOS:RedKiwi
Android:RedKiwi

リスニング・スピーキングの練習に非常におすすめのアプリです。

RedkiwiはYouTubeの動画を使って、スクリプトを確認・並び変え、自分の音声を録音して聞くことができます。また、スクリプト内の英単語をクリックすると英英辞典が開き、英語での意味を調べることも可能。
動画は基本的に1分程度の短いものが多く、リテンション・ディクテーションの教材にぴったりです。(リテンションのやり方は以下の記事に詳しくまとめています。)

TOEFLの対策には英語の基礎力が不可欠。問題を解く以外の日々の勉強に取り入れたいアプリのひとつです。

無料ではコンテンツを連続して最長10分間使うことができます。無料でアプリを使える時間は1時間ごとにチャージされます。また、登録は不要ですが、勉強・視聴履歴を確認する場合は会員登録(無料)が必要です。

英単語アプリ mikan

料金:無料
登録:不要
iOS:英単語アプリ mikan
Android:英単語アプリ mikan

英単語をカードめくり形式か、4択クイズを通じて覚えることができます。もちろん音声も付いており、効果音やキャラクターの可愛さから楽しく英単語の暗記に取り組むことができます。
ただし、カードめくり・4択クイズどちらの形式でも、英単語の色々な意味を確認するにはレビュー画面でひとつひとつクリックして確認していかなくてはいけません。

Flashcards – TOEFL Vocabulary

料金:無料
登録:不要
iOS: Flashcards – TOEFL Vocabulary
Android: Flashcards – TOEFL Vocabulary

語彙力を強化したい方におすすめのアプリです。
このアプリでは、英語の試験では基本となる英単語の意味を、難易度ごとに、英語で確認することができます。日本語での意味がわかる単語でも、英語での言い換え表現はなかなか出てこないと思います。
英語の言い換え表現を知っていることは得点の鍵となります。特にスピーキング・ライティングでは同じ表現を繰り返すことは減点の対象にもなるため、英語での別の言い方(パラフレーズ)を身に着けておきたいところ。mikanで語彙を増やして、復習として取り組むのがおすすめです。

アプリだけではカバーできないTOEFL対策

基本的なリーディング・リスニングといったインプットが必要な科目は、ある一定のレベルまではアプリでの独学で身に付けることが可能です。同様に、基礎的な文法や、英単語もアプリでの学習は有効です。
ただ、TOEFLは他の英語試験と比べても対策アプリが少ないこと、内容がアカデミックで専門的である性質から、アプリでの対策には限界があります。
あくまでも、アプリはメインの対策として使うのではなく、補助的に使っていくことをおすすめします。

また、スピーキング・ライティングも独学で練習することはできますが、TOEFLはスピーキングやライティングでもリーディング・リスニングパートがあり、情報をメモする力とうまくまとめる力が単純なスピーキング力とライティング力以外でも必要になるため、TOEFL対策が可能な講師によるスピーキング練習やライティングの添削・解説が最も効率的です。
スピーキング・ライティングは専門講師によるチェック・添削を一度は受けることをおすすめします。

TOEFL対策おすすめアプリまとめ

  1. TOEFL Prep & Practice・・・TOEFLという試験の知識をつける、勉強を始める前におすすめ
  2. TPO Listening for TOEFL・・・TOEFLのリスニングの問題演習におすすめだが音声スピード調整の必要あり
  3. TED・・・リスニング・スピーキング力の向上におすすめ、専門的な知識も身につく
  4. RedKiwi・・・リスニング・スピーキング力の向上におすすめ
  5. 英単語アプリ mikan・・・楽しく効率的な語彙力の向上におすすめ
  6. Flashcards – TOEFL Vocabulary・・・言い換え表現・語彙力の向上におすすめ

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