こちらのサービスはコロナ間の対策として開始されたサービスです。IELTS Indicatorは、試験会場での開催再開に伴い、2021年6月の時点でサービスの提供を終了、申込みを受け付けていません。それに伴い、IELTSを自宅から受験できるIELTSOnline のサービスが提供されています。こちらの情報は下記よりアクセスしてください。
IELTS Indicator (アイエルツ インディケーター)とは…
2019年12月31日に感染が公に報告されてから、全世界に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)。
世界各国でIELTSの試験が延期・中止される中で、進学目的でIELTSのスコアが必要な方々を対象に、自宅でIELTSの試験を受けられるサービスの提供が開始されました。それが「IELTS Indicator 」
週に1度の実施で、これまでのテスト同様、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能全てをカバーできます。また、IELTS Indicatorで取得したスコアは、公式スコアとして大学や教育機関に提出可能です。
ただし、受け入れられている機関は限られているので、ご自身の希望進学先がIELTS Indicatorのスコアを受け入れているかどうか、受験前に確認しましょう。
教育機関によっては、実地での試験が再開したあとに、受験し直す必要があります。こちらも、ご自身で提出先機関に確認しておきましょう。
- 自宅で受験可能
- 進学を目的としたスコア取得のためのサービス
- General Training(ジェネラルモジュール)は対応していない
- 一部の大学や教育機関に提出可能
- 7日で結果がでる
- 価格は実地で受けるテストよりも安く、149 USD (5月14日のレートで約16,000円)
カナダでは、George Brown CollegeやAlgonquin College, Humber Collegeなどの主要な公立カレッジではIELTS Indicatorのスコアを提出可能です。(Humber Collegeの要件は要確認)試験の結果は7日で確認可能、価格はIELTS Testよりも安く149 USDとなっています。 5月14日のレートで、日本円では約16,000円ほど。
支払いはクレジットカードで行います。試験時間はこれまでのテスト同様、リスニング・リーディング・ライティングで合わせて約2時間45分。スピーキングは分けて実施されます。
実地の試験では、休憩はないもののトイレに行くことはできますが、IELTS Indicatorでは試験を中断してあとから戻ってくることはできません。
IELTS Indicatorの受験にあたって、以下の環境が必要となります。
IELTS Indicator のチェックリスト
インターネットにアクセスできるデスクトップのパソコン、またはノートパソコン(携帯電話での受験は不可)
ウェブカメラ
ヘッドフォン(リスニングテストの音質確保のため、絶対に必要ではないと思います)
また、以下のアプリのインストールが必要となります。
オンライン会議アプリ Zoom
スコアを提出できる機関が限られているとはいえ、IELTSを用いた個人での留学や進学を考えている方には非常に朗報です。
ただし、あくまでもアカデミックモジュールのみの対応となり、移民や就労目的でのジェネラルモジュールではIELTS Indicatorのスコアは使用できませんので注意しましょう。
テスト形式
リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングは通常のIELTSアカデミックと同一のテストです。
スピーキングも同じく14分でテスト内容は一緒です。スピーキングは、オンライン上のビデオコーリングで行われます。試験時間はIELTSアカデミックと同様に、スピーキングを含め約3時間(2時間45分筆記、スピーキング約14分)のテストです。スピーキングのみ別日で予約をする形となります。
お問い合わせ先は、直接IDPの団体にメールで連絡を取ります。英語対応のみとなりますのでご注意ください。
受験の制限
- スマートフォンや携帯電話で受験ができない
- 15歳以下の方は受験ができない
- 移住者向けの英語試験である「ジェネラル・モジュール」が存在しない
- 受験に必要なネット環境が厳しい
- 一部の教育機関では認められていない
- 支払いはクレジットカードのみ
IELTS Indictorのメリット
上記にようにデメリットも多くありますが、自宅から受験できるという点では非常に大きなメリットではないでしょうか。また受験料が安いこともプラスとなります。
①自宅から快適にリラックスして受験できる
②受験料が安い
IELTS Indicator まとめ
自宅から受験できるIELTS Indicator はコロナ間でもIELTSアカデミックと同様のテストをオンラインで受験できる便利なサービスです。メリットとデメリットしっかりと確認しておきましょう。
またコロナウイルスの感染拡大へ対応は日々変わります。常に最新情報を確認するようにしましょう。
オンライン世代のテスト対策なら