TOEFL リスニング対策┃聞き取れない..の解消法

TOEFLでは、リーディング以外のすべてのセクションでリスニング力が問われるため、リスニング力は何よりも重要です。このブログでは、「聞き取れない」を少しでも解消するコツを教えます。

TOEFLリスニングの概要

TOEFLリスニングは、様々な分野の教養科目に関する講義、そして教授と学生、学生同士などの間で行われる会話を聞き設問に答える流れです。問題数はそれぞれ「講義」の場合2~3題、「会話」の場合も2~3題出題されます。全体の時間は36分です。

問題数設問数時間内容
講義2-3各6問約3-5分幅広い分野の教養科目
会話2-3各5問約3分教授と学生、学生同士などの会話
新形式

大学生活や講義に関する内容になり、3分から5分のリスニング音声となるため、TOEICや英検などの他の試験に比べて難易度も高くなります。芸術、科学、天文学といった専門分野も数多く出題されるので、語彙力を高める必要があります。
TOEFLスピーキングとライティングの統合問題のパートでは、詳細部分まで聞き取れていることがセクションのクオリティーにかかわってきてしますので、リスニングセクションよりもリスニング力が重要なセクションとなります。

ポイント1:速読で英語での情報処理能力を鍛える

TOEFLのリスニング音声はだいたいアメリカ英語で話されます。そのため、日本人には慣れ親しんでいるアクセントですが、ナチュラルスピードでの音声についていけないことが多いと思います。聞いても最後の音声の部分しか覚えていない、ということはありませんか。

このような場合は、英語を前から脳が処理していく能力がまだ身についていないからです。
では、この能力はどのように鍛えることができるのでしょうか。

答えは速読練習にあります。文字をどれだけは速く処理できるか、が聞き分けにも大きな影響を与えます。速読の練習は、自分に合ったレベルの教材から始めましょう。リスニングの音声と同じぐらいの難易度のリーディング教材がすんなり読めるようになることが目標です。オンラインのニュースなどが速読できるようになるのを目標にしましょう。

速読は、自分が意識して早く、前から情報を処理していくことが求められますので、リーディング練習の時は時間を気にしながら一度読みましょう。そしてその後、精読を欠かさず行います。

精読とは

精読とは、文章の構造を理解すること(主語、文の動詞、目的語と修飾語を把握すること)。そして分からない単語や表現を調べて、しっかりと日本語で意味が取れることです。

精読をすることで、英語の理解が深まり、英語の共通したパターンを覚えることができます。パターンが分かれば早く読むことができるようになります。

ポイント2:講義などのアカデミックな内容に慣れる

TOEFLのリスニングは会話や講義ですが、講義の内容が聞き取れないことの方が多いと思います。では、なぜ「会話だと分かりやすいのか?」それは、日常的なことで、会話の内容を想像して聞くことができるからです。

講義のような内容に慣れ親しんでいなければ、想像力にも限界があり、何を言っているか、見失ってしまいがちです。そのような問題を解決するには生物学、ビジネス、芸術、歴史などの概念を説明した文章を多く読むことをお勧めします。例えば、「Wikipedia 」を活用しましょう。下記の例のように、ある概念を調べるキーワードを読むことに慣れることがまずは大事。

Wikipedia の一例


TOEFLリスニングでは、何かの概念についての説明、そしてその具体例などを入れて説明する音声が多いのでこのような文章にまず慣れることが、聞けることにつながります。

ポイント3:質問タイプを知っておく

質問タイプを知っておくことで音声を聞いた後、内容を忘れない内にすぐ質問に取り掛かることができます。

multiple choice(選択問題)

4つの選択肢の中から正しいものを一つまたは一つ以上選ぶ問題タイプです。TOEFLリスニングでは最も多い質問形式になります。

【問題例】

Which is the main topic of the lecture?
a. The range of developmental disorders that future teachers should be aware of

b. The varied ways in which Sensory Processing Disorder presents itself

c. The cures for Sensory Processing Disorder

d. How to teach students who are interested in education and children

表問題

流れる音声を聞いて正しい空欄ボックスにチェック✓を入れる質問形式です。


【問題例】
Indicate whether each example below indicates a peasant’s right or obligation. Put a checkmark in the correct box.

スクロールできます
RightObligation
a. Working the lord’s fields
b. Grazing animals on common land
c. Representation in court

並び替え問題

選択肢を並び替える問題です。あまり出題されることのない質問タイプであるため、もしこの並び替え問題に当たった時は、時間に注意しながら解くようにしましょう。

TOEFLのリスニング問題形式の把握は下記もチェック

ポイント4:英語の正確な発音とリンキングパターンを覚える

単語は発音と一緒に覚えることが大事です。
せっかくスペルを覚えても、発音が間違っていたり、発音自体を知らないのでは、リスニングだけでなく、スピーキングにも役立ちません。

IELTS リスニングでは、それほど難解な単語がキーワードになることはなく、穴埋め問題の答えにもなることもありません。しかし発音が単語と結びついていないと解答することはできません。単語の正確な発音は今や発音を検索をすればすぐに出てくるでしょう。

また英語の発音ルールの一つに、「リンキング」と言われるものがあります。それは、2つの音がつながって発音されることです。つながって聞こえる単語を理解することがリスニングでは欠かせません。

例えば ask him は「アスク」「ヒム」とそれぞれは発音しますね。しかし、文章の中で話される時は 「アスキム」とつながります。特に前置詞と単語がつながって聞こえることはよくあります。このようなリンキングもパターンがあるので覚えていきましょう。ディクテーションでもスクリプトを見て聞き直した時に、リンキングには注意を払い、パターンを覚えてしまいましょう。

ポイント5:音声を聞きながらメモ取りのコツを学ぶ

TOEFLのリスニング音声は、約3分~5分に渡る講義、会話になるので記憶ばかりに頼りすぎると正確性を失います。また、長い分、頭の中で暗記するのも難しいでしょう。また当然のことながら、音声は1回しか流れないので問題を聞き返す事はできません。
しかし、TOEFLリスニングでは音声を聞きながらメモを取ることができます。話すスピードが速いためメモを全部取ることは不可能であるため、どの情報が重要で、どの情報は無視していいのかを見分ける必要があります。それはリスニングの主旨を理解することです。先述した通り、何かの概念について聞かれることが多いのでその概念をしっかり理解することが大事です。

一方で、メモを取ることに集中しすぎると、必死になって単語を書き留めようとするあまり、肝心な内容が理解できず何について話しているのか意味がわからなくなります。メモ取りとリスニングはバランスです。メモはあくまでリスニングを補助するためのものです。ですのでもちろん内容理解を犠牲にすることはできません。

メモをより効果的に活用するには上手くメモを取る練習を欠かさないことです。文章を長々と書くのではなくキーワードを抽出して箇条書きに書く、記号やアルファベット、漢字を上手く組み合わせてメモを取るのも効果的な対策といえるでしょう。
また、読み返した時に適度なスペースがあると分かりやすいです。

効率的なメモの例

記号意味
&、+and
>、<等号、不等号 (~より大きい・小さい、良い・悪い)
@at
=is・are、AとBが等しい時など
〇、✕良い・悪い、正解・不正解
→、←~になる、方向を示すtoなど
↑、↓増減、高低、良しあし
重要
question, maybe, unsure
#number
b/cbecause
ex.example
b4before
w/with

ポイント6:シグナルワードに注意する

シグナルワードとは、“However”, ”on the other hand”など話の展開や方向性を示す手がかりとなる繋ぎ言葉です。シグナルワードは話の内容を理解するのに多いに役立ちます。このシグナルワードの後に続く会話は、設問に直接関係する場合があるため、TOEFLリスニングで流れる講義・会話では、シグナルワードが聞こえてきたら特に注意して聞く必要があります。
会話で使われるシンプルな“Okay”,”Now”, ”Well”, “So”といった単語も、話の重要なポイントを示す箇所で使われるため、聞き逃すことのないようにしましょう。

タイプ別シグナルワード

because, since, for this reason, because of this
結果as a result, so, thus, therefore, consequently
for example, for instance, such as
比較in contrast, than, likewise, similarly
対称on the other hand, however, but, by contrast
付加furthermore, moreover, besides, also, plus
換言in other words, that is
結論in conclusion, in summary

まとめ

TOEFLリスニングが聞き取れない理由は、アカデミックな内容に加え、音声のスピードが速いためです。アカデミックな内容や概念を説明する文章を読むことから情報処理能力を鍛えましょう。そして正確な発音と英語のパターンを覚えながら、音声のメモ取りの練習をします。頭文字を取って書き取ったり記号を活用したりと早くメモが取れるように練習しましょう。すべては練習あるのみです。

リスニングの効果的な対策なら

Metropolitan Academy of English

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