独学でIELTS目標スコア達成!

独学でIELTSの目標スコア達成は可能か

IELTSを独学で勉強することはもちろん可能です。しかし独学の道は非常に険しいと思ってください。独学でIELTSの対策をする場合は、勉強を始める前に、期間・勉強量・目標スコアなどを把握して、しっかりとしたプランを立てることがとても大切です。誰もモチベーション高めてくれる人がいないので自分しっかりと管理できることが肝心です。

計画を立てると、ゴールを明確にイメージすることができ、勉強に対する自分へのモチベーションも保つことができます。モチベーションはなかなか維持するのが難しいのでモチベーションが上がらない時は、一度テストを予約するなどしてモチベーションを維持していきましょう。

独学で目標スコアを達成するにはどれくらいの時間が必要?

IELTSのスコアは最低点1.0から最高点9.0までの段階評価があり、0. 5刻みで4技能のバンドスコアが提示されます。

日本人の平均スコアは5.9と言われており、一般的にIELTSのスコアを0.5上げるには約200~300時間が必要とされています。つまり、0.5~1.0上げるためには、約3ヶ月かかると言われています。(もちろん個人差はあります)

日本人のIELTSスコア平均点

 リスニングリーディングライティングスピーキング総合スコア
 アカデミック6.06.15.75.55.9
ジェネラル6.05.75.75.75.9

IELTSの日本人の平均スコアは2022年の統計では5.9です。

IELTSを勉強する上で大切なのは、自分の英語力を過信しないことです。一度模擬テストなどを行い、今の自分のレベルをしっかりと把握した上で勉強計画を立てましょう。現在の自身の英語能力に対してどう勉強していくのか、目標スコアと自分の今のレベルの差を知って、どのくらいの学習期間が必要かを逆算してみるといいでしょう。
TOEIC、英検、TOEFL IBTを受験したことがある方は換算表をもとにおおまかなスコアを予想することができます。スコア換算表は下記をご覧ください。

IELTSTOEIC英検TOEFL ibt
5.5 600~740点英検2級以上~46~59
6.0741~819点準1級60~78
6.5820~870点1級79~94
7.0871~970点1級以上95~101
7.5971~990点1級以上102~110
8.0990点1級以上111~120
スコア換算表

IELTSの模擬テストは当校の IELTSレベルチェック を試してみて今の自分の実力を測りましょう。自分の今のレベルを把握しなくては始まりません。

目次
1. IELTS独学におすすめの勉強法
2. 独学勉強法!IELTS リスニング
3. 独学勉強法!IELTS リーディング
4. 独学勉強法!IELTS ライティング
5. 独学勉強法!IELTS スピーキング
6. IELTS独学での対策におすすめの参考書

IELTS独学におすすめの勉強法

全セクションにおいて、語彙を増やして英語の基礎を固めることはIELTSに効果的な勉強法です。特に、リスニングやリーディングでは、専門的な英単語を使った表現や知識を求められるので、より語彙力が問われます。一日に10個新しい英単語を暗記する!など、具体的な目標を立てて取り掛かるのもよいでしょう。

IELTSの英単語帳は市販のものを使用していくのが手っ取り早いでしょう。語彙力の強化は英語を学ぶ上でとても大事ですので、まずは「単語を覚える」ことから始まります。おすすめの単語帳は下記を参照してみてください。

以下では、IELTSのパートごとの独学勉強法をご紹介します。

独学勉強法!IELTS リスニング

リスニングは4つのパートから成り立ちます。

パート1では2人で行う会話が流れてきます。一番やさしいパートで日常会話レベル、まずはパート1を理解して正答率を上げることが重要です。このパートは穴埋めが多いので、先読みをして何か入るのか?を文法的に判断して入る単語を想像しましょう。

以下注意点:
①スペルの間違い
②大文字、小文字
③複数形、単数形
④1語の複合名詞か

この注意点を守ってなるべく簡単なことで点数を落とさないようにしましょう。また、リスニング力強化のために、ディクテーション(書き取り)、シャードーイング等の練習に使いましょう。IELTSではイギリス英語のほかアメリカ、カナダ、オーストラリアと様々な国の英語のアクセントが使われますので、日頃からBBCなど英語で流れるニュースを聞いたり、海外の映画を吹き替えなしで見て英語に耳を慣れさせるとよいでしょう。

リスニングの独学に最も効果的な勉強法は、IELTSの参考書や問題集をただ解くだけでなく、何度も繰り返し復習することです。リスニング力を鍛えながら、同時に設問形式に慣れること、問題文を先読みテクニックができるように速読力も身につけましょう。

【パート1例題】

パート2 は、パート1と同じく、話の内容は日常的なものですが、会話ではなくモノローグ (スピーチ) です。アナウンスメントや地図問題、表の穴埋めなどもパート2の問題です。ナレーターが必ず登場人物と状況の説明を行ないます。バックグラウンドの情報を確認し、大体の内容を把握することが正解率の向上につながります。3択と穴埋め、マッチング問題、表の穴埋めなどが多いパートです。内容を把握していないとひっかけ問題に引っかかることになるので、ちょっと注意が必要なパートです。この箇所からはリスニングの能力が問われるので内容把握ができているかを確認する必要があります。

【表の穴埋め例題】

公式問題集より抜粋

パート3 は、2人から3人の会話が流れます。会話のトピックは、パート1・2とは違い、アカデミックな内容になります。例えば、2人の学生がプロジェクトやリポート、課題について話し合っている場面や、先生と生徒が課題や勉強内容についてディスカッションしている場面が流れます。

このパートでは、問題文をしっかりと読み問われている内容・意味を把握することが大切です。下記のような穴埋めの場合は、前後の単語がほとんどの場合、言い換えられているので要注意。そのため、復習する際はリスニングのスクリプトを見て、知らない単語と同時に、言い換え表現も覚えることが独学の秘訣です。

【パート3の例題】

パート4 はアカデミック内容のスピーチです。例えば、産業革命について、テクノロジーの発展など課題は多岐にわたります。パート4は単語の穴埋め問題がほとんどです。そのため、パート1と同様、スペルミステイクで得点を失わないようにしましょう。テーマは専門的ですが、専門用語が問われることはありません。問われる単語はそれほど難しい単語ではなく、下記のような単語のレベルです。ただ不意を突いて楽器の名前(clarinet, violin)などが問われることもあるので要注意。主に 名詞が入ることが多いですが、形容詞が入る場合もあります。穴埋めの場合は先読みして何が空欄に入るか想像することが大事です。復習ではパート3と同様、知らない単語や表現ががあれば必ず覚えることが大事です。発音もしっかりと確認しましょう。

語彙の一例】

wealth
technology
power
textile(s)
machines
newspapers
local
lighting
windows
advertising
sustainable
profit

リーディングは普段からリスニング力を鍛える練習をすることが一番です。ディクテーション、シャドーイングなどを取り入れて、また英語でYoutubeなどを見たりして英語を聞きなれることから始め、IELTSの模擬問題を使用する場合は復習が最も大事で以下のリスイングの復習を必ず行いましょう。

①スクリプトを見ながら聞く
②リーディングと同様に知らない表現や単語があれば覚えるようにする
③スクリプトを読解して内容を把握する
④再度スクリプトを見ながら聞いて内容がすんなり入ってくるか確認する
⑤スクリプトを見ないで聞いて内容が理解できているか確認する
⑥再度同じ課題を解いてみる

独学勉強法!IELTS リーディング

IELTSのアカデミックリーディングでは、長文問題を3つ〈*ジェネラル・トレーニングでは広告や比較的短い文章を含む2つのセクション(合計で4つの文章)と1つの長文〉を制限時間60分内で40問解かなくてはなりません。短い時間で文章をたくさん読む必要があるので、速読力と、アカデミックリーディングでは特に英語の語彙の豊富さが求められます。

ジェネラルのリーディングでは、問題の番号順に本文で答えが言及されていますが、アカデミックの長文は、本文で答えの鍵になる場所が順番通りに上から見つかるわけではありません。つまり、必ず本文を先に読む必要があります。逆に言うと、問題文を先に読むのはやめましょう。時間の無駄です。最初本文を読む時は、スキミングとも言いますが、ざっとあらすじを掴む読み方をします。最初からすべて精読していたら時間は足りなくなります。この段落はこういうことが書いてあるとい要点点を掴む読み方です。そして問題を読んだ時に、この内容は確かこの段落に書いあったな!という目星がつくようにします。そしてその場所を今度は精読して解答を導きます。ざっと読むスキミング力や速読力は、多読、精読を繰り返し鍛えていく以外に方法がありませんが、下記の速読わざも試験テクニックして覚えておきましょう。

スキミングのコツ

まず長文では第一段落は必ずすべて読みます。第1段落はイントロダクションで、これからどのような話が始まるのかを紹介する大事な段落です。

2段落目以降は、段落の第1文か2文目までを読み、(中間は飛ばす)段落の最後の1,2文を読む。そして段落の内容が大体想像できると思います。段落の最初の1-2文は「トピックセンテンス」と言われます。ここが段落の一番言いたいことになっていることが多い*。中間はその理由と具体例などが記載されていることが多いです。そして最後の1-2文は話の発展を見極めるのに必ず読まなければいけないパートです。

そして最終段落に注目してみてください。最終的な段落は今後の見通しや筆者の考え、結論などが記載されている段落ですので重要です。すべて読むようにしましょう。

*IELTSのリーディングではわざと段落をこまめに切ったり、トピックセンテンスが第一文ではない時もありますので注意

独学でできるリーディング対策としては、まずリーディング力を鍛えること。毎日短いものでもいいので1記事読むと決めて日頃から取り組んでいきましょう。IELTSの問題集や模擬テストを使う場合は、リーディングを時間内に一度解きます。解き終わったら、時間を気にせず自分が理解できる速さで再度同じ問題を解いてみましょう。この時に辞書を使って知らない単語は確認して内容を把握しましょう。あまりにも知らない単語が多すぎる場合はまずは語彙力の強化に徹底しましょう。

ゆっくり読んで解ける問題であれば文を読む速さを鍛える必要がありますので、上記で述べたように日頃から読書をしたり英文を読む機会を増やすなどして改善していくことが可能です。スキミングや速読力は読解力と理解力が高まると自然と身に付きます。

ゆっくり読んでもいまいち分からない場合や解答がわからない場合は、文法的に解釈ができていない可能性が高いです。文法構造を把握することから始めます。どれが主語なのか、何が修飾語になっているか、動詞はどこにあるのか、などを把握して構造上の理解を深めます。文法が怪しい人は必ず文法のおさらいをまずはしてください。文法はライティングのミスを避けるためにも理解を深めることが重要です。

リーディングは読解力と語彙力を養うことが大事。IELTS試験本番に近い問題集の演習問題をこなすのも大事ですが、オンラインにはいくらでも記事やリーディング材料があります。自分が苦にならないようなリーディングのレベルを選び、徐々に難易度を上げていきましょう。そして進捗状況のチェックとしてリーディングの過去問題集を活用しましょう。IELTSの過去問題があまり難しく感じなくなってくるでしょう。過去問は何度も復習して使い込むことが大事です。どこからその解答を引き出してきたのか、答え合わせをする時に必ず確認するようにします。間違った箇所は、どうして間違ったのかを分析して同じ間違いをしないようにすることでステップアップできます。

独学勉強法!IELTS ライティング

ライティングは独学で勉強するには難しく、点数も伸ばしにくいと感じている方が多いようです。実際、IELTSの他のセクションの中でもライティングの評価が一番厳しいと言われています。添削サービス等を利用している方も多いことでしょう。

確かにライティングの独学は難しいかもしれませんが、独学でも対策はできます。ただし、長期的な対策が必要です。まずは採点基準をしっかりと把握しましょう。以下はライティングの評価基準です。

①質問にきちんと答えているか
②論理的であるか
③語彙
④文法

4つの採点基準の中でも、特に質問に対して適切に回答ができているか、論理的に書かれているかは、6.5以上の高得点を目標としている場合に非常に重要な要素です。6.0を目指している方は、まずは文法やスペルミステイクなどの減点対象をなくすことが効果的な対策となります。自分で自分のエッセイを客観的に評価するのは難しいかもしれませんが、文法のチェックであれば英文の校正サイト(free grammar checker) などを利用するのもいいでしょう。そのほかChatGPTなどに採点してもらうこともできるでしょう。


エッセイを書くにあたって、文法の勉強や、語彙を増やすといった英語の基礎作りは非常に大切です。そして、最も効果的な対策方法として、エッセイの書き方を熟知することです。下記に紹介しているライティングの参考書や、当校のライティングブログを参考にしてエッセイの書き方を学びましょう。IELTSのエッセイは

①イントロダクション
②ボディー1
③ボディー2
④結論

の4段落構成で書くことが一般的です。また、イントロや結論などで使えるテンプレートを覚えて、いくつかバラエティーを持つことをお勧めします。ライティングを向上させるにはひたすら書くことが一番です。書くことなしではライティングの上達はありません。またリーディングはインプットとなり、英語の自然な表現を増やすためには欠かせませんので、英語の記事を毎日読むなどの努力も欠かさないようにしましょう。

自分が書いたエッセイは、課題をオンラインで検索して、モデルアンサーと比較してみましょう。モデルアンサーはオンラインに載っているもの全てが高得点を取れるものではありませんので、信頼のおけるサイトからのモデルアンサーを参照しましょう。お勧めサイトは IELTS LIZ でさまざまなモデルアンサーが載っています。

モデルアンサーと比較した後、そのトピックに関する記事を読み (リサーチペーパーやニュース記事などの信頼のおけるサイトのものを選ぶ)、一般的な知識を蓄積させて分野別に使用される専門用語を覚えましょう。IELTSライティング6.5以上を独学で取ることは確かに難しいですが、ステップを踏んでいけば独学でも不可能ではありません。

IELTSライティング独学のステップ

  1. タスク1、タスク2のエッセイの書き方を学ぶ
  2. テンプレートを覚えて課題に取り組む
  3. Glammarlyで文法の間違いをチェック
  4. オンラインでモデルアンサーを参照してみる
  5. トピックに関する記事を読み一般知識と分野別単語等を学ぶ
  6. 再度学んだ表現や考え方を参考にして書きなおす

独学勉強法!IELTS スピーキング

スピーキングも独学では伸ばしづらいと感じる方がいる一方で、IELTSでは最も点数が取りやすいセクションでもあります。

スピーキングの採点基準は、
①流暢さ
②語彙力
③文法
④発音

スピーキング力を上げるには、実際にアウトプットすること。ただ動画を見たり、音声を聞いて頭の中でイメージするだけではスピーキング力を高めることはできません。まずはスピーキングの試験がどのようなものか把握するために下記の動画を参照しましょう。

パート1では、家族や友人、趣味など日常的なことが聞かれ、自分の自己紹介を行うパートです。一番やさしい質問で自分の身近なことが聞かれるのでうまくアウトプットできるようによくある質問例を参考にして練習をしましょう。オンラインでも気軽に質問例は検索できます。

パート2は、2分間のスピーチとなります。1分間の考える時間を有効的に利用しましょう。必ず言うことは箇条書きにして具体的に話を肉づけしていけるように努力をしましょう。2分間は意外と長いので、具体性がとても大事なパートです。ストップウォッチを使い時間を測定しながら自分が話しているスピーチを1分45秒~2分10秒以内で録音しましょう。短すぎるスピーチはよくありません。録音した音声を聞き、話した内容やスピード、文法、発音などチェックして常に改善点を見い出しましょう。

パート3は、パート2に関連したトピックの抽象的な質問に関して自分の意見を述べることが求められます。ここでは、自分の意見をまず先に言い、理由を必ず言及して、自分のパーソナルな具体例を述べるようにしましょう。難しい質問等が多いので事前に頻度の高いパート3の質問例を練習しておき、トピックに対するある程度の自分考えをまとめておきます。いい淀みや反復がないように、そして言い換え表現を意識して練習してみましょう。


スピーキング独学対策として、まずはYoutubeなどの動画でどのような試験なのかを把握しましょう。そして頻出スピーキング課題に取り組みましょう。とにかくアウトプットの練習を増やすことが大事です。また、英語初心者は、「瞬間英作文」を取り入れるのもいいでしょう。瞬間英作文とは日本語の文を瞬間的に英文にする力を養うと同時に英語のパターンを覚えることもでき、スピーキングにはとても効果的な練習です。HOMETOWNなどの頻出問題をカバーしてしっかりと言えるようにしておくことで流暢さを養います。

IELTS独学での対策におすすめの参考書

書店に行けばIELTSの対策本や参考書がずらりと並んでおり、教材選びに悩むこともよくあります。せっかく購入したのに使わなかったという状態は避けたいので、自分に合った教材選びは大切です。

模擬テストをするには、日本で出版している公式問題集、またはケンブリッジナンバーシリーズ問題集がお勧めです。実際の試験に近い形式の問題が掲載されているため、本番と同じレベルの問題を演習することができ、リスニングとリーディングは正答数をもとに現状の英語力を知ることができます。

IELTS リーディングを独学で対策する場合、特に英語初級者は、解説がついている参考書を買うことをお勧めします。
IELTS完全対策&トリプル模試は、解答が導き出される根拠を論理的に理解することができるためお勧めです。模擬テストも3つ収録されています。

IELTSライティングとスピーキングの対策本としては、IELTS スピーキング・ライティング完全攻略がおすすめです。
ライティングのみの対策本であればIELTS ライティング完全攻略は必須です。タスク1とタスク2の書き方と演習問題がついて、英語での表現力を養います。

IELTS独学のまとめ

IELTSを独学で勉強する場合、初めにしっかりとした計画を立てることがまずは大切です。ただ漠然と対策を取るだけではモチベーションの継続は難しく、自分の目標にたどり着く前に挫折してしまいます。

独学でIELTSを勉強するのは決して簡単なことではないので、しっかりと目標点数と今の自分のレベルのギャップを認識して目標スコア達成時期を決めましょう。これがモチベーションにつながります。それまでの勉強計画を立て、早めに対策を取りましょう。独学に限界を感じたら見切りをつけるのも大事です。与えられた時間は限られています。状況に応じて短期で目標スコアをとるためにレッスンの受講を考えましょう。

IELTS独学に限界を感じたら

Metropolitan Academy of English

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!