TOEICリーディングPart 6 徹底攻略

TOEICリーディングセクションの2番めに出てくるのが、Part 6です。

TOEICのリーディングセクションは全100問、Part 6では16問が出題されます。

Part 6の問題形式は「長文穴埋め問題」となり、リーディングパートで最も問題数が少なく、Part 5と似ている部分もあるため対策が取りやすいパートです。
油断せずつにスコアを積み上げるために、Part 6を徹底的に攻略していきましょう。

Part 5の攻略法に関しては、以下の記事でまとめています。
まだ読んでいない人は、併せて読んでくださいね。

TOEICリーディングPart 5 徹底攻略

TOEICは7つのパートに分かれており、Part 1~ Part 4はリスニングセクション、その次に来るセクションがリーディングセクションとなり、リーディングセクションの始めに出てくるのがPart 5

早速TOEIC Part 6で出題される問題パターンと、解き方を説明していきます。

① Part 6 問題パターン: 単語・語句選択問題

Part 6でPart 5の出題パターンとよく似ていると言われる、単語・語彙選択問題。
「違いは何なの?」という声が聞こえそうですが、決定的な違いは、

◎Part 6では空白の前後を読むだけでは解けない問題がある

ということです。「どういうこと?」と思われる方もたくさんいると思いますので、単語・語彙選択問題の2つの分類をお伝えいたします。

◎空欄の前後にある文章を「読まないでも分かる」問題

◎空欄の前後にある文章を「読まないと分からない」問題

上記2つに分類がされており、順番に以下で説明をしていきますね。

【空欄の前後にある文章を”読まないでも分かる”問題】

その名の通り、空欄がある文章の情報だけで選択肢が選べる問題です。
例題を一緒に見てみましょう。

TOEIC 公式問題集 一部抜粋

上記の問題の場合、選択肢を見ると適切な品詞を選ぶ問題だと分かりますね。
よって空欄が含まれている文章を読むだけで、解答が導かれます。
問135を含む一文の日本語訳と答えを見ていきましょう。

日本語訳: 今や7年目を迎えたECSHは、地元住民にとって( )となっています。
解説: 空欄の前に冠詞aがあり、後ろには前置詞句が続いているので、空欄には名詞の単数形 (A) tradition (慣例)が入ります。

皆さん正解できましたか?

【空欄の前後にある文章を”読まないといけない”問題】

上記とは異なり、前後の文章を読まないと解けない問題です。
この問題もよく出題されます。早速例題を見ていきましょう。

TOEIC 公式問題集 一部抜粋

これは文意に沿った単語を選ばなくてはいけません。選択肢はどれも名詞の働きを持つ語なので、前後の文章を読まないと解答が出来ないことに気付くと思います。これが「前後の文章を読まないと解けない問題」となります。問140を除いて、日本語訳をしてみましょう。

日本語訳: ロンドン(5月18日) – 本日Ubero Hotelは、Jeffey Pak氏が世界規模の同ホテルチェーンの国際ブランドマーケティング担当副社長に昇進したことを発表しました。Pak氏の昇進は6月2日付けで有効となります。彼の新しい( )は、世界的なマーケティング戦略を監督することを伴い、これには広告やブランドの普及促進全般が含まれています。
解説: 記事の冒頭でPak氏が国際ブランドマーケティング担当副社長に昇進したと述べられていますね。Pak氏の職務内容を説明しているので、(D) position (役職)が解答として適しているのが分かりますね。

・単語・語彙選択問題の解答を導くコツ

何を問われているのかを最初に把握し、どこを読んで情報を集めれば良いか素早く判断しましょう。これは時間の短縮に繋がり、他の問題やパートに回すことが出来ます。

例えば品詞違いのものは、文法的な観点から考えることで、前後の文章を読まなくても解答が推測できます。一方で、単語や語彙の意味が聞かれているパターンは、前後の文脈に沿って正しい選択肢を選ぶ必要があり、きちんと文章を読まなくてはいけません。

② Part 6 問題パターン: 文章選択問題

文章選択問題は、長文問題1つにつき必ず1問出るようになりました。

選択肢だけ読んでもどれが適切なものか分かりづらくなっているのが特徴で、
文章全体の流れを読む必要が出てきます。
早速例題を見ていきましょう。

TOEIC 公式問題集 一部抜粋

問131は既に解答を入れていますが、前文を読むことで解答の予想をつけることが出来ます。それでは選択肢を1つ1つ順に見ていきましょう。

(A) そのうち1着をすぐに送ることができる、と言っていることから、そのうち1着が何かであるかが前の文に書いてあることが予測できますね。

(B) 返品のお礼に関して述べられています。

(C) これらは次の季節の早い時期に入手可能、と言っていることから、(A)と同様にこれらが何を指すのか全文に書いてある可能性が高いですね。

(D) 新しいスーツを大きいサイズに交換できる、と選択肢としては可能性がある文章です。

選択肢を元に、前文の日本語訳も併せて見てみましょう。

日本語訳: この度はご注文のほど有難うございます。ご注文を頂いた黄褐色の麻のスーツは現在、残念ながらお客様のサイズがありませんが、ライトグレーでしたら同型のもので在庫があります。

ここで選択肢のAとCが指すものがスーツということが分かりました。
ここで選択肢に戻り、前文の日本語訳に続くのは(A) We could send you one of these right away.
ということになります。

文章挿入問題は高得点を狙う上で、正答率をあげておきたい問題です。
今回は文の途中に来ていましたが、文頭や文末にきた場合は、それぞれのフォーマット(Eメール、お知らせ、手紙など)によってある程度の型が決まっています。この型を知っておくことで、選択肢を最初から減らして問題に臨むことが出来ます。

・文章選択問題の解答を導くコツ

文章挿入問題は、1つの文章を選ばなくてはいけないので、単語の意味はもちろん文章全体の流れを理解していなければ解答が出来ない問題となっています。

この問題の効率的な解き方は、一番最後に解くことです。先に残り3問を解いてしまいましょう。
「4問中1問は必ず文章挿入問題」と最初にお伝えしましたが、他の3問を始めに解くことで、長文全体の流れも掴むことができます。流れを先に掴んでおけば、文章全体を何度も読み返す必要が減るので時間の短縮や読解問題へのストレスを少し軽減することが出来ます。

TOEICリーディングPart 6 まとめ

・Part 5と同様、文法知識と語彙力がとても重要です。

・Part 6では問題数が少ないので、時間はかけたくないパートです。ただ解き方のコツを掴めれば、全問正解そして得点UPに繋がります。

・挿入問題は、目標点数によってはスキップしてしまうのも戦略です。満点や高得点を狙っている方は解答必須問題ですが、他の3問を先に解いてしまうことで、より正答に近づくことが出来ます。

・語彙・英文法問題が約8割を占めるので、苦手な文法や分からない単語は、本番前までにはきちんと覚えましょう。