IELTSテスト前の対策として、試験当日の流れを事前チェックしておくことは自信にもつながり、落ち着いて自分の実力を出すための手助けになります。イメージがわけば気が紛れずに試験に集中できるはず。特にIELTSを受験したことがない方は当日の流れと注意事項を守って試験会場に行きましょう。
IELTSの試験直前までにできること
試験に備えて1ヶ月程度前から生活のサイクルを整えるようにしてください。睡眠時間を含む生活のサイクルは試験の結果を左右します。試験日までに体調を万全にして、当日体調が悪い、風邪をひいてしまったなどのことがないようにしましょう。体調が悪いと自分の実力は100%出せません。また、試験の1週間前には新しいことをせず、復習に重点を置くようにしてください。
パスポートの有効期限のダブルチェックを忘れずに。試験会場までの道のりやかかる時間を事前に調べておきましょう。当日に焦らなくていいように万全の体制で臨むことです。一度試験を受けたことがある方は、できるだけ同じ会場で試験を受けましょう。
試験当日の流れ
試験当日は30分前に会場に到着するようにしましょう。
IELTS公式テストセンターで鉛筆と消しゴムは用意していますので受験者が用意するもしくは持参する必要はありません。手荷物は持ち込めないものをが多いのでなるべく少なめにしましょう。
持ち込みができるものはパスポートと水の入った透明ボトルのみ。
当日撮影した写真は成績証明書に載ります。
スピーキングを除いたリスニング、リーディング、ライティングのセクションの試験が行われます。
試験時間は約3時間です。
預けた荷物を受け取り一時解散します。すぐに始まる方はお昼はあとにしてそのまま会場に残りましょう。
スピーキングが始まる時間は事前に伝えられていますので、スピーキングの試験が開始される30分前には試験会場に戻りましょう。
お疲れ様でした。試験結果はオンラインのアカウント上で確認できます。スコアリポートは任意の住所に送られます。コンピューター版の場合は3-5日でスコアがオンライン上で確認できます。ぺーバー版の場合は約2週間後にオンラインから確認できます。
▶テスト会場に持ち込めないもの
筆記用具の他にも、財布、腕時計、上着(ダウン/コートなど)、携帯電話、水以外の飲み物・食べ物は持ち込めません。
試験当日の注意点
- パスポート(原本)を忘れないようにしてください。忘れると受験できません。パスポートのコピーも必要なことがありますので、事前にチェックしてください。
- 荷物は預けることになるため、大金やカード類は試験会場に持っていかないようにしましょう。
- 筆記用具(鉛筆と消しゴム)は会場で配られます。
- 試験科目の順番に注意しましょう。
日本では、ライティング ➡ リーディン ➡ リスニング ➡ スピーキング の順番です。
日本以外の国では通常、リスニング ➡ リーディング ➡ ライティング ➡ スピーキング の順に試験が行われます。
日本でもコンピューター試験では他国と同じくリスニング ➡ リーディング ➡ ライティング ➡ スピーキング*の順番です。(*スピーキングはコンピューター試験の場合は午前もしくは午後になる) - リスニング、リーディング、ライティングは休憩なく続けて行われます。
- 朝から水分を取り過ぎないようにして、3時間トイレに立たずに済むようにしてください。
- リスニング以外のテストではトイレに立つことが出来ますが、その分の時間は失ってしまいます。トイレ休憩の場合は、手を挙げてスタッフに伝えましょう。
- トイレに行く際は、挙手して合図すると、スタッフがついてきます。
- 水のボトルはラベルを取った状態で持ち込むことができますが、口を湿らせる程度にしてください。
- スピーキングテストの時間帯は決められています。仕事などがある場合、交渉できることがありますが、基本的には変更はできません。日本の場合は同時にスピーキング試験が行われる場合は、別日に(たいていは翌日)に行われる場合があります。
- 最後のセクションが終わったら(大体12時半頃)、一旦解散となり、会場の外へ出ることができますが、同日のスピーキングテストの場合は、開始時間の30分前には会場へ戻ってきましょう。
まとめ
IELTSは合計約3時間のテスト。休憩なしのリスニング、リーディング、ライティングのテストを乗り切るには体調を万全に整えることがまず大事。ほとんどの場合はスピーキングは午後にスケジュールされているので拘束時間を考えると丸一日かかるテストです。試験当日に「パスポート」だけは忘れないようにしましょう。また、当日はトイレに立つ時間がもったいないので朝から水分を控えるようにしましょう。
試験直前模擬として