【2023新形式】TOEFLライティングでは、2つのエッセイを書くのに約30分の解答時間を与えられますが、しっかりとした対策なしでは時間が足りず、完全に書き終えることは難しいでしょう。そのためTOEFLのライティングテンプレートを使ったエッセイの書き方はぜひ覚えておきたいものです。TOEFLには高得点を取れるストラクチャーというものがあり、それに従って書くことでスコアアップにつながります。
【新形式】TOEFLライティング概要
まず、TOEFLライティングは、Integrated Writing と Academic Discussion の2つのタスクが出題されます。
時間 | 文字数 | 概要 | |
Integrated Writing task (統合問題) | 20分 | 250 – 300 words | 読んで聞いた情報をまとめる |
Academic Discussion task (独立問題) | 10分 | 100 – 150 words | 教授と他2-3人人の生徒の意見を読み、自分がどちら側の立場になるのかを選び、理由を述べる |
Integrated Writingは、リーディング、リスニング、ライティングの3つの技能を必要とする統合問題です。よって、こちらのタスクではライティングの他にリーディングとリスニング能力も問われます。
▼流れ
1.リーディング (3分間): あるトピックに関するパッセージを読む
2.リスニング (約2分間): 関連したトピックのレクチャーを聞く
3.ライティング (20分間): 読んで聞いたものを要約する
リスニングはメモを取ることができますが、音声は一回しか流れないので一発勝負になります。効率的にメモを取れるように予め練習をしておきましょう。
また、TOEFLライティングはコンピューターに入力する必要がありますので、タイピングスキルも鍛えておくとよいでしょう。
Integrated Writingのテンプレート
TOEFLライティングのテンプレートを知っておくことで、次に何を書くべきか整理しやすくなり、時間短縮にも効果的です。
TOEFL Integrated ライティングは、
下記は課題に関係なく、何にでも使える Integrated ライティングのテンプレートです。文章を書き出す表現の仕方だけでも覚えておくと、本番でも時間を無駄にせず書き始められます。
【イントロ】
・The author and the lecture are both talking about_____________.
・The author of the article feels that _____________ .
・His /Her feeling on the matter is that _____________ .
・His position is that _____________ .
【ボディー1】
・According to the reading _____________ .
・First of all, the article discusses that _____________ .
・The lecture challenges this specific argument.
・Additionally, he points out that _____________ .
【ボディー2】
・Furthermore (Secondly), the author suggests _____________ .
・In the article, it is claimed that _____________ .
・The lecture, however, asserts that _____________ .
・He/She expands on this idea by stating _____________ .
【ボディー3】
・Finally, the author posits that _____________ .
・The author provides evidence by outlining the fact that
・In contrast, the lecture’s position is _____________ .
・He/She observes that _____________ .
【結論】
To conclude, although the reading and the lecture are both about _____________ , the three main points made in the reading are effectively challenged by the lecturer.
トピックに関係なく使えるテンプレートで高得点を目指しましょう。
Academic Discussion Task のテンプレート
TOEFL Academic Discussionライティングは、10分間という時間制限がある中で、あるトピックに対して2~3人の生徒の意見をもとに、教授の質問に答える形式です。自分がどちらの立場なのかを選び、その理由を1つ~2つ簡潔に100文字以上、150字くらいで投稿形式で記述をするので、自分の意見を述べ、賛成点や反対点を論じるリーディング&ライティング力が必要とされます。エッセイのような段落構成は不要ですが、高得点を獲得するためにも以下の構成をしっかりと押さえましょう。
▼段落構成 <一段落構成>
教授の質問に対する自分の意見 | 2人の生徒様の意見のどちらかに賛成する |
1人の生徒様に賛成している理由 | 賛成している理由を再確認 |
独自の理由 | 自分の独自の意見を1つか2つ入れる |
反対側の生徒様の意見のメリット | 自分とは逆の意見の生徒のいい所を指摘 |
反対側の生徒様の意見のデメリット | 逆の意見の生徒の意見の悪い所を指摘 |
結論 | 自分の意見を再度言及する |
高得点を実証するストラクチャーを理解し、使いこなすためには、ある程度の構成を暗記し、何度も練習をする必要があります。これから紹介する「便利な表現」も駆使し、日頃から本番のような気持ちで取り組みましょう。
【便利な表現】
・Personally, I believe A
・I am of the opinion that A
・I feel this way for several reasons: First of all / First
・The professor says
・This is because A and B
・On the other hand, / In contrast
・To be specific,
・〇〇 raised a relevant point that
・I would add
・Second / Secondly
・Ifを使った節
・Therefore / Hence / Overall
【新形式】TOEFL ライティングテンプレート まとめ
TOEFLライティングのテンプレートを活用することで、次に何を書くべきなのか文章構成を組み立てやすくなり、そして書く内容を明確に表現することもできます。また時間の短縮にも役立ちます。
Integrated ライティング タスクは、読んで聞いた内容をまとめるだけなのでテンプレートを十分に活用できるものの、Academic Discussion タスクは生徒の意見などを読み、自分の立場・自分の考え・意見を述べる投稿形式であり、構成をしっかり覚えておくことが非常に大事なポイントです。
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