IELTSのライティング対策として、「人による」添削が非常に重要です。
最近では、AIが添削を行えるようになり、アプリなどで気軽にライティングの添削ができるようになりました。
一方で、IELTSライティングで求められる、エッセイの内容や論理性については、まだ課題があります。
この記事では、なぜ添削が重要なのか、なぜ「人による」添削が良いのかを紹介していきます。
ライティング添削の重要性
IELTSライティングの試験対策では、自分の解答を客観的に判断するために、添削が非常に重要です。
ライティングの添削を受けることで、以下の点に気づけ、より理解を深めることができます。
- 文法の間違い
- スペルミス
- 自然な英語表現になっているか
- アカデミック用語を使えているか
- 論理的な内容になっているか
- 段落の展開は適切か
特に、英作文に特有の話の流れや組み立て方についても、添削を受けることで、効果的に学ぶことができます。
添削のメリット
ライティング力の向上には、ある程度の時間が必要なため、早めに対策を取ることが重要です。
ライティング試験は難易度も高いため、次のような悩みを抱える方も多いです。
- 自分のライティングを自己評価するのが難しい
- Grammar checkerなどのアプリに限界があると感じる
- アカデミックライティングのルールを知らない
- どれがアカデミック用語(表現)なのか分からない
- 添削サービスを受けても納得のいく解答が得られない
- 自分では時間がかかりすぎる
- なかなか点数があがらない
- 自分の勉強法が良いのか分からなくなった
ライティング添削は、客観的に自分の解答を評価するきっかけになります。
AIによる添削との違い
最近では、様々なアプリでライティングの添削が行えます。
そこで、某有名なサイトのIELTSライティングサンプルを「Essay Checker」を使用し採点してみました。
結果は、76/100点で、文章全体に線が引かれ、文法の間違いが2つあるという指摘を受けました。
しかし、実際に確認してみると、文法の間違いは見当たらず、AIが誤った判定をしていることがわかりました。
このように、AIの採点は完璧ではなく、限界があるということを、忘れないようにしましょう。
IELTSライティング評価基準
添削を行う上で、採点者がIELTSライティングの評価基準を理解しているかどうかは、非常に重要です。
正しい知識が定着するよう、次の4つの評価基準を基に添削が行われているかを確認しましょう。
- Task Achievement:質問にきちんと答えているか
- Coherence and Cohesion:論理的に自分の意見がバックアップされているか
- Lexical Resource:アカデミック用語を適切に使用しているか
- Grammatical Range and Accuracy:文法のミステイクはなく、文法的に正しい表現、高度な文章構造を取り入れているか
MAEのライティング添削
MAEでは、IELTSライティング対策として、ライティング課題とその添削を行っております。
実際にライティングを行い、講師が添削・解説を行うことで、どこが間違っていたのかが明確になります。
これを繰り返すことでライティング力が向上し、スコアアップにつながります。
バイリンガル講師による添削
AI添削との違い
AI添削との圧倒的な違いは、単純な文法・表現の添削ではないことです。
文脈を考えた上で、文法の間違いがないか、適切な表現を使えているか、文意は明確かなど、的確な指摘を受けることで、効果的に学習を行うことができます。
丁寧な添削
ネイティブ講師による添削サービスもありますが、次のような悩みも多く寄せられています。
- 書いてある内容まで見てくれない
- 表現の修正理由が「不自然な言い回し(unnatural expression)」として簡単に片づけられる
IELTSライティングでは、内容が論理的かどうかがとても重要です。
MAEの講師陣は、一人ひとりに丁寧に時間をかけて添削を行い、的確なライティング指導を提供します。
スコア獲得が難しいとされるIELTSのライティングも、着実にスコアアップにつなげていきます。
IELTSライティングの添削サンプルをご紹介
MAEの添削サンプルを紹介します。アカデミック表現の言い換え・訂正箇所の指摘・コメント等を記載しています。
例題
Some people prefer to live in a house, while others feel that there are more advantages to living in an apartment.
Are there more advantages than disadvantages of living in a house compared with living in an apartment?
添削サンプル1
青ーアカデミック表現や英語的な自然な表現
赤ー訂正
緑―コメント・提案
There is no doubt that the choices one’s choice of housing depends on each individual’s’ preference relating to their lifestyle and needs. However, I believe that living in a house brings more benefits than drawbacks when compared to living in a flat because houses tend to provide their residents with more privacy and space.
Those who think that the advantages of renting an apartment outweigh the disadvantages (逆ですので注意!) would believe may argue that there are is more freedom (<— 不加算名詞) from responsibility. Tenants, In general, tenants have (or Tenants, in general, have…) no fixed mortgage to pay, let alone the property maintenance or its incurred cost to take care of, as this duty often falls on the landlords or property management companies. On the contrary * In contrast, house owners are usually tied up with these responsibilities, sacrificing their valuable time and money. In addition, renting a flat can give offer greater flexibility for moving relocation than owning a house. As traffic congestion has become a serious problem for residents of major cities, moving closer to their workplace can certainly be advantageous for their well-beings.
On the other hand, I believe that living in a house afford provides the privacy and space which people need. giving Given that most houses are owned rather than rented, people who live there in them can accommodate their establishment modify their accommodation to fit their life needs. For example, after children have grown up and possibly moved out, their rooms can be used for another purpose. Renovation and remodelling can be done as they wish (<- この文章だけが孤立した感じになってしまっているので、トピックセンテンスの後、例の前に持っていきましょうか?). Furthermore, the a garden, which many houses possess, can be a good place for small children to play in. The garage, if they have one, can store many a lot of equipment and tools, other than on top of serving its original purpose (a garage が名詞で動詞が store となっていますが、a garage が貯蔵することができませんので動詞を変える必要があります). Essentially, house owners can enjoy the privileges of space and modifiability which living an apartment cannot provide.
イントロと結論は簡潔にしてボディーに時間をかけましょう。添削されることによって間違いを認識し、より良い文章が書けるようになります。
添削サンプル2
添削サンプル3
まとめ
独学で対策するよりも、添削を受けることで短期間でライティングの能力はぐっと上がります。
また、書き慣れることにもつながるので、「書けない」というジレンマから抜け出せるようになります。文法の添削だけであれば、グラマーチェッカ―などのサービスを利用するのも良いですが、内容や論理性までカバーするの難しいです。IELTSの採点基準を熟知した、添削経験も豊富な講師からの添削が、最も効率的です。
高得点を実証するMAEの講師陣が添削