IELTS スピーキング対策のまとめ 4

IELTS スピーキング対策

IELTS スピーキング┃スコアアップ対策 4-1

印象を上げる努力をする

IELTSスピーキングのパート1では特に、試験官に自分について良い印象を持ってもらうことは重要で、スコアアップにつながります。
服装は?視線は大丈夫?話すスピードは? 
第一印象はとても大事です。

きちんとした服装を心がけましょう。だらしないと良い印象は与えられません。
だからといって、スーツを着る必要性は全くありません。カジュアルでオッケーですが、ジャージなどはお勧めしません。
プロフェッショナルでインテリジェンスな雰囲気を出すものがいいでしょう。
ライティングやリーディングの試験もあるので、快適な服装であることも忘れないでください。

また、先の項目でもお伝えしましたが、しっかりと試験官を見ることが大事です。相手の目を見て話すことはマナーの基本です。
話すスピードはゆっくりはっきり話すことが大事。どんなに緊張していても、自信があるように聞こえます。
話すときの良い例が、カナダの首相のジャスティン・トルドー。彼は決して早口で話しません。
小さい声の人も気を付けてください。適度な音量が必要です。

その他、他の受験者とは違うユニークな答えは、試験官に自分を印象づけることができると言われています。
それもそのはず、何十人と質問をしていれば試験官も飽きてきますよね。よくありそうな答えだと印象が薄くなってしまいます。
誰もが答えそうな内容を予想して、それとは異なる内容にしましょう。これは日頃の練習で準備することができます。例えば、好きな食べ物は?と聞かれたら皆、何を言うと思いますか?日本食のどれかでしょうね。
では、逆にタイ料理やインド料理などを取り上げます。日本食にはないspicy でfresh な料理法のことについて言えますね。

“I love Thai food. I like the way they cook fresh ingredients and use a lot of species. Although I like most Japanese food, I enjoy exploring a lot of different cuisine….” 
などなど。

印象を良くする努力はしっかり押さえておきましょう。

IELTS スピーキング┃スコアアップ対策 4-2

IELTS スピーキング パート1で使う単語と、パート2と3で使う表現、単語を使い分ける

これは、パート別攻略法にも関係してくるのですが、パート1では自分のことについて聞かれることが多いので、口語的な表現を使用して構いません。そのことで流暢さをアピールできます。特に phrasal verbs(句動詞)もしくはイディオムを活用することをお勧めします。句動詞は口語的表現の代表ですので(文語では使わない)、たくさん取り入れることで自然で流暢に話す印象を格段にアップさせることができます。

例)get along with A – A とうまくやっていく
  put up with – 耐える
  hit it off – 仲良くやっていく・うまが合う

友達のことを聞かれたりした時に、”we hit if off each  other and have been getting along since.” と活用してみてください。
逆に phrasal verb を使用しないと、堅苦しい文語的な表現になってしまって、話し言葉としては不自然に聞こえることがあります。
例えば、”I initiated the process of A.” の例をとると、”initiate” はとても強い動詞で、口語ではあまり使われない動詞ですので、不自然に聞こえます。
これを口語的な動詞の “start” に変えれば、口語的で自然になりますね。

気を付けることは、パート1から語彙力を披露しようとしないこと。自分の語彙を披露できるパートは、パート3と覚えておきましょう。
なぜかというと、パート2はスピーチ形式です。一般的にスピーチでは少し硬い表現が使われます。しかし、専門的な話題について聞かれたりしないので、それほどアカデミック用語を活用することができません。良い言葉を「時々」入れてあげるといいです。
アカデミック用語を使いやすい時と、日常的なトピックの時など、話題によっては使いづらい時があります。

例)”for a extended period of time”, “on the outskirt of downtown” のような表現をポツポツと入れることでスコアアップができます。 

パート3が最もアカデミック用語を駆使することができるパートです。というのも試験官とディスカッションしながら、パート2で言及したテーマについて掘り下げて話すパートだからです。質問が高度になりますから、細かい例や説明を付けて自分の意見をバックアップすることが求められます。つまり、ライティングと似た構成となります。ですからアカデミック用語が使いやすいと言えます。

例えば arts のテーマの場合に、”what kind of art do you enjoy?”
と聞かれた時、シンプルな質問かと思いきや、アートのジャンルを聞かれているので
テーマ別の用語を活用することができます。

“I like painting the most , but I enjoy every form of fine art (visual arts), such as sculpture and wood curving.” ペインティングの種類も言えるところです。
“I really enjoy landscape oil painting, because they are realistic and make me feel as if I were part of the scene.” など、ここでもライティングと同様トピック別単語が活用できます。

パート1では口語的砕けた表現を使い(phrasal verb の活用)、パート2はスピーチですのでケースバイケースでアカデミック用語を2,3個使用して、最後のパート3でトピック別アカデミックな語彙をなるべく取り入れるようにしましょう。

IELTS スピーキングの概要とスコアアップ対策のまとめ

IELTS スピーキングとは対面形式で行われ、4つの採点基準で評価されますが、文法のミステイク等に気を取られず、とにかくしゃべることがスコアアップのカギとなります。その他、スピーキングのにおける注意点を抑えて、速攻スコアアップに結び付けましょう。
その他、IELTSのスピーキングはとにかく練習が必要です。課題をこなし、万全の準備ができていれば恐れることはありません。
その姿勢が自信につながり、焦る気持ちを抑えて、自然に試験官と会話をすることができるようになります。

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