日本に住んでいると、英語を話す機会が全くない、もしくは、とても少ないために、「スピーキングが上達しない!」と感じている人も、少なくないと思います。
この記事では、日本にいながらも、英語脳を作ることができる習慣と、口語日記について紹介します。
英語で考える習慣をつける
IELTSスピーキングでは、様々な質問に対する、自分の意見が問われます。
解答は、即時に、かつ英語で行わなければならないため、日頃から、英語で話すトレーニングをすることが大切です。
思いついたことを英語に変換する
英語で考えることを習慣化するために、思いついたことを英語に変換することが有効です。
例えば、数を数える時に、日本語ではなく、”One, two, three…” と数えるように意識してみましょう。
声に出す必要はありませんので、心の中でつぶやいてみましょう。
その他にも、何かふと心に浮かんだことや、思ったことを、英語で表現しようと試みてください。どのように言うかわからなかった場合は、調べる癖をつけましょう。これを繰り返すことで、英語の表現力が身につきます。
日頃から物事を英語で考え、つぶやく練習を取り入れることで、自分の考えをスムーズに表現できるようになり、自信にもつながります。意識的に取り組んでみましょう。
口語日記をつける
もっと気軽に、英語を使う習慣をつけたい人には、1日に1回、口語日記をつけることがおすすめです。
口語日記とは
口語日記とは、寝る前などに、今日あった出来事を、英語で書く日記のことです。以下の例を見てみましょう。
I have a great day today. The weather was nice. It was a bit hot, but I didn’t mind. Well, after work, I met up with my friend, and went shopping at the department store for an hour or so, and we headed to a new restaurant for dinner. The restaurant serves xxxxxx, we ordered xxxx.
この時、表現方法がわからなければ、必ず調べるようにしましょう。新しい表現を身につけることで、知識の幅を広げることにつながります。
焼き鯖を頼んだけど、「焼き鯖」って英語でなんて言うの?
「焼き鯖」は英語で”grilled mackerel“
このように、わからない表現を調べることで、語彙を増やすことができます。
英語脳が鍛えられる
口語日記を習慣化することで、日本にいても、英語を考え、使う機会が作れるので、英語脳が鍛えられます。
最初は、英語に慣れていないため、日記を書くのに時間がかかり、「英語で考える」ことに疲れることもありますが、慣れてくると、負担に感じなくなります。
先に日本語で考え、その後に英語に変換する、というやり方でも効果があります。
英語で考える練習を繰り返すことで、アウトプットのトレーニングになり、いずれは、日本語で考えた事をすべて英語で表現できるようになります。
英語での表現力が上がれば、、IELTSの試験対策を行い、頻出課題をカバーすることで、確実にスコアアップにつながります。
英語で、自分の言いたいことを言えるようになるためには、どのような表現をするか、試していくことが何よりも大事です。間違えを恐れず、間違いを繰り返して、適切な表現や言い回しを覚えていくことが、上達への1番の近道です。
まとめ
英語で話す機会が少ない人は、「心の中で英語でつぶやく」、口語日記をつけるようにしましょう。
口語日記をつけることで、以下のようなメリットがあります。
- アウトプットの練習になる
- 表現の幅が広がる
- 言いたいことが言えるようになる