TOEICは有効なのか?
カナダには日本のような受験がなく、入学するには学校側が提示している入学条件を満たす必要があります。この条件の1つは、学歴として「高校卒業予定/済」となり、高校を卒業していれば、ほとんどのカレッジプログラムでの条件をクリアできています。
そして母国語が英語でない留学生は、カレッジで授業を受講するための十分な英語力があることを証明する必要があります。カレッジによって条件は異なりますが、IELTSやTOEFLがメインになることが多いですよね。「TOEICはカレッジ留学において向いてない」と思っている方も多いですが、ごく稀にTOEICの点数を受け入れてくれている学校もあります。
IELTSとTOEFLの違いは?どっちを受けるべき?
海外留学を目指す場合、IELTS、TOEFLどちらのスコアも英語能力の証明として受け付けている場合、どちらを受験すべきでしょうか…
オンタリオ州 公立カレッジ
Georgian College

MAEが位置しているカナダ・オンタリオ州トロントから約2時間ほど離れたところに位置するGeorgian College。郊外ということで静かなところに位置しており、勉強するには最高の環境と言えます。留学性に人気があるコースは、航空関連や保育系、そして留学生向けの就職サポートも手厚く、本気で取り組みたい人にピッタリです。
まずTOEICをはじめ、どのくらいの英語力が必要かを紹介していきます。
試験名 | 必要なスコア |
TOEIC | 800点 – 850点 |
IELTS (Academic) | 6.0 – 7.0 |
TOEFL iBT | 79点 – 89点6.0 – 7.0 |
Duolingo | 105点 – 140点 |
その他詳細はこちらをご覧下さい。
特に追加でエッセイなどの課題提出は求められていませんが、TOEICは基本的にReading/Listeningという英語のインプット要素が多く、話す、書くというカナダでの生活や学校生活で必要なスキルへ余り対応をしていないので、TOEICで基準点を達していても、英語プログラムを数ヶ月ほど予め受講するなどし、授業についていけるよう英語力の底上げを図っておきましょう。
出願システムはどうなっているの?
英語力は満たしていても、「出願システムが分からない!」という人も多いと思います。
カナダのカレッジは、各学校のホームページ上で入学募集が発表された後に出願することが可能です。入学の合否決定は申込をした順に、基準をクリアした学生から入学が確定していくシステムになっています。
日本のように共通試験を受け、一次試験を受け、一斉に合否発表というものではありません。
カナダも州により異なる場合が多いですが、目安として知っておきましょう!
また英語力がたりていなくても申し込みは可能な場合が多く、その場合「Conditional Acceptance(条件付き入学)」として扱われ、期限までに英語力の受験をクリアする必要があります。
これでクリアしなかった場合、入学が取り消されますのでご注意下さい。
まとめ
主要はやはりIELTS/TOEFLですが、Georgian CollegeのようにTOEICを受け付けてくれる学校も稀にあります。自身が目指している学校の要項をきちんと見直し、必要な書類を準備していきましょう。
また、カナダ国内大学・カレッジ進学のためのTOEFL IBTという別の記事も出していますので併せて目を通してみて下さい。
カナダ国内大学・カレッジ進学のためのTOEFL iBT
まずはじめに 読者の中にはカナダの大学やカレッジ進学を考えている方も多いのではないでしょうか?そこで必ずと言っていいほど必要にな…