【新形式】TOEFL リスニング 問題形式と対策法

【新形式】TOEFLリスニングの問題形式と対策法についてご紹介します。

【新形式】TOEFL リスニングの概要

新形式TOEFL リスニングセクションの概要を確認しておきましょう。
まず試験時間は29分、設問数は最大47問となります。

採点されない問題(ダミー問題といいます)があります。最大で12問あるといわれています。

ダミー問題についての詳細は下記を参照ください。

2段階アダプティブ形式でModule 1(共通項目)の正答率に応じて、難しめと易しめの問題群(Module2)に分かれます。

タスクは4つ

  • Listen and Choose a Response (音声を聞いて応答を選ぶ)
  • Listen to a Conversation (会話を聞く)
  • Listen to an Announcement (アナウンスを聞く)
  • Listen to an Academic Talk (アカデミックな講義を聞く)

採点方法・採点基準

1問正解するごとに1ポイント可算されます。素点と言われます。

リスニングは正答数に基づく自動採点で評価されます。

Module1の共通問題で60%以上の正答率を取ると、より難しいモジュール2に進み、最大でバンドスコア1.0~6.0が狙えます。一方、正答率が低い場合は、易しいモジュール2に進み、到達可能な最大バンドスコアはおよそ4.0に制限されます。

セクションスコアは 1.0〜6.0(0.5刻み) で表示されます。


1. 正答数を集計。
2. 問題の難易度(Lower/Upper)を加味してスコアに換算。
3. スケール化して1.0〜6.0で表記

【新形式】TOEFLリスニング 4つのタスク

それでは、TOEFLリスニングの4つのタスクを確認していきましょう。

リスニングの音声が旧型式とは一変して、短くなりました。アカデミックな講義以外では極端に短くなるので、メモを取る必要ないでしょう。

講義が一番長く、約2分ほど。講義のみメモを取ることをおすすめします。

1. Listen and Choose a Response (音声を聞いて応答を選ぶ)

短い文を聞き、最も自然な応答を選択します。この課題はTOEICのリスニングPart 2(応答問題)に類似しています。

4つの選択肢がもうけられており、会話の文脈に沿った間接的な返答(直接的に考えられる返答は誤りの可能性が高い)が求められることが多くあります。

<問題例>
Excuse me, is this seat taken?

A. Yes, I’m saving it for my friend.
B. No, I don’t like this seat.
C. Sure, you can borrow it later.
D.I already finished my homework.

2. Listen to a Conversation (会話を聞く)

約20〜40秒の会話を聞いて、2問前後の設問に答えるタスクです。

大学生活や日常生活(寮・食堂・授業手続きなど)のトピックが題材でより日常的なコミュニケーションが重視されています。

会話の内容を把握するだけでなく、以下のことが求められます。

状況の推測: 会話が行われている場所や二人の関係性を把握すること。

話し手の意図(含意): 表面的な言葉の意味だけでなく、話し手が本当に伝えたい意図や態度を理解すること。

<問題例>

  1. What are the speakers doing?

  A: Waiting at a restaurant
  B: Standing in line at a store
  C: Boarding a bus
  D: Picking up a delivery

主な設問内容

■ 会話の目的・要点 (Main Idea / Purpose):
「二人は何について話しているか?」「話し手の主な目的は何か?」といった、会話全体のテーマを問う問題です。

■ 詳細の聞き取り (Detail):
会話の中で述べられた具体的な理由や事実に焦点を当てた問題です。(例:「なぜ女性はイライラしているのか?」)

■ 話し手の意図・推論 (Pragmatic Understanding / Inference):
直接言葉にはされていない「話し手の感情」や「隠れた意図」を推測する問題です。
特定のフレーズを引用し、「なぜ話し手はこのように言ったのか?」を問う形式も含まれます。

■ 今後の行動予測 (Prediction):
会話の流れから、「この後、二人は(または一人が)何をする可能性が高いか?」を予測する問題です。

3. Listen to an annoucement (アナウンスを聞く)

大学キャンパス内での日常的な案内や通知(約10〜30秒程度)を聞き、2~3つの設問に答える形式です。

ルール、スケジュール変更、イベント告知など、実際のキャンパスライフで流れる放送に近い形式です。

<問題例>

  1. What is the main purpose of the annoucement?

  A. To notify students of a deadline change
  B. To introduce a new assignment
  C. To explain how to write a thesis statement
  D.To describe the research proposal format

主な設問内容

■ 趣旨・目的(Main Purpose / Main Idea):
アナウンス全体が「何について」なのか、あるいは「なぜこのアナウンスがされているのか」を問う問題です。

■ 詳細(Details):
スケジュール、場所、ルール、特定のイベント条件など、アナウンス内で述べられた具体的な情報を問う問題です。

■ 今後の展開(Prediction):
アナウンスを聞いた後、学生や聴衆が「次に何をすべきか」あるいは「何をする可能性が高いか」を問う問題です。

■ 推論(Inference):
直接的には語られていないものの、内容から論理的に導き出せる結論や、話者の意図を問う問題です。

4. Listen to an Academic Talk (アカデミックな講義を聞く)

約1分〜2分程度の短い学術講義を聞き、4問の設問に答える形式です。

教授による専門的な説明や講義の骨子(メインアイデア、詳細、話の構造)を正確に理解する力が問われます。

ここでは簡単なメモを取ることをおすすめします。

<問題例>

  1. What is the man topic of the talk?

    A. How psychologists study attention
    B. How to keep the mind focused
    C. Two types of fascination
    D. Benefits of hard fascination

主な設問内容

■ 内容の主旨
講義の全体的なテーマや、話者が最も伝えたかった「核心」を問う問題です。

例: “What is the professor mainly discussing?”(教授は何について主に話していますか?)

■  発言の目的
なぜその話をしたのか、あるいは特定のフレーズを持ち出した意図を問う問題です。

例: “Why does the professor mention [example]?”(教授はなぜ[例]に言及したのですか?)

■ 詳細把握
講義の中で直接述べられた具体的な事実や定義を問う問題です。

例: “According to the professor, what is one characteristic of A?”(教授によると、Aの特徴の一つは何ですか?)

■ 推論 直接は言われていないけれど、講義の内容から論理的に導き出せる結論を問う問題です。

例: “What does the professor imply about B?”(教授はBについて何を暗示していますか?)

■ 今後の展開
講義の最後に触れられた内容から、次に何が行われるかを問う問題です。

例: “What will the listeners most likely do next?”(聞き手はこの後、何をする可能性が高いですか?)

【新形式】TOEFL リスニング注意点

  • アダプティブ形式の導入により、モジュール1の正答率によってモジュール2の難易度が変動します。最初のセクションでいかに高得点を取るかが高スコアの鍵となる
  • 応答問題で話者の意図を素早く理解すること
  • 会話やアナウンス、講義でも素早く状況を把握すること
  •  1度選んだ答えは変更できず、前の問題に戻れない
  • 先読み不可
  • 少し長めのアカデミックトークでメモを取ること
  • 1つの質問に対して、テンポよく解答すること
  • 音声を1回のみ

まとめ

新TOEFLのリスニング対策では、音声は一度だけで、設問は先に見ることはできません。

2段階アダプティブ形式の導入で、モジュール1で6割以上の正答率を目指し、難しめのモジュール(Upper)に進み高得点を目指しましょう。

会話、アナウンス、講義では、設問形式は、「主旨の把握」「推測問題」「目的・意図問題」「詳細問題」と決まっているので、聞くポイントがわかりやすい。

ほとんどの場合、主旨選択問題ですので、リスニングの大体の内容を理解することができればある程度の点数が取れるでしょう。

素早い状況把握と主旨の理解ができるように、日頃から英語の短い音声をアクティブに聞くようにしましょう。

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