新TOEFL ダミー問題とは!?

TOEFLを勉強していると一度は「ダミー問題」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ダミー問題とは、スコアに加算されない問題(unscored items) です。2023年に一度ダミー問題は廃止されましたが、2026年の1月の新形式で復活しました。

ダミー問題は実際のテストで採点される問題に混ざって出てきます。

全ての技能でこのダミー問題が出題されるわけではなく、リスニングとリーディングの試験でダミー問題があり、どちらか一方出題される場合と、どちらのテストにもダミー問題が含まれる場合があります。

リーディングセクションでは、ダミー問題が最大15問含まれる場合もあり、リスニングでは、最大12問のダミー問題を含むと言われています。

もちろん、受験者が試験中にどれがダミー問題かを判別することはできません。

ダミー問題は何のため?

ダミー問題は、未採点問題(またはプレテスト問題・試行問題)と言われ、ETSが新しい試験問題の妥当性を確認し、回答データを分析し、今後の試験の公平性を確保するために使用されます。

また、新形式はアダプティブ方式(受験者のレベルに合わせて問題が変わる仕組み)を採用しているため、「どの問題がどのレベルの人にとって難しいか」を常に最新のデータで把握しておく必要があります。

定期的に新しいバージョンのテストも開発しなければならないため、主に、定期的な見直しやアップデートのためにダミー問題が使われます。

ダミー問題はどうやって出題される?

2026年1月から導入された新形式のTOEFL iBTにおいてのダミー問題(unscored Items)は、特定のセクションに固まって配置されるのではなく、試験のタスクの中でランダムに組み込まれています。

つまり、各モジュール内の「設問単位」で挿入されています。

また、ダミー問題は新たに追加されるのではなく、規定の設問数の中にランダムに紛れ込んでいます。
*以前の形式のように「1パッセージ丸ごとダミー」という分かりやすい形ではない

ですので、受験者にとっては、ダミー問題があるかないのかは全くわかりません。

モジュール1に取り入れられている可能性が高いですがModule2にも入る可能性もあります。

リスニングでは、ダミー問題は最大12問、リーディングでは最大15問です。

 リスニングの場合

4つのタスクの中にそれぞれランダムに繰り込まれます。

Listen&Choose
a response
Listen to Conversation Listen to annoucementListen to Academic
talk
ダミー問題ありダミー問題ありダミー問題ありダミー問題あり
  • Listen & Choose a response (応答選択)
    最もダミーが含まれやすいセクションです。
    1問完結の短い形式のため、ETSが新しい語彙や表現の難易度をテストする「統計データ収集」に最適だからです。

    見え方: 規定の8問の中に、こっそり採点されない問題が1〜2問混ざっている可能性があります。設問数が見た目で増えることは稀です。

  • Listen to Conversation (会話聴解)
    従来の形式から続くタスクですが、新形式では「1つの会話すべてがダミー」というパターンは減少しています。

    見え方: 会話の内容に基づいた5問程度の設問のうち、特定の1問だけが採点対象外(データ収集用)になっている可能性があります。

  • Listen to Academic (講義・アカデミック聴解)
    難易度判定(アダプティブの振り分け)において重要な指標となるため、ダミーは少なめと推測されます。

    見え方: 講義の内容自体はすべて採点に関わる重要な情報として提示されますが、設問の選択肢の妥当性をチェックするために、特定の設問がUnscoredになることがあります。


リーディングの場合

Complete the wordsRead in daily lifeAcademic reading
ダミー問題ありダミー問題ありダミー問題あり

3つのタスクの中にそれぞれランダムに繰り込まれます。

  1. Complete the Words (語句完成)
    • 最もダミーが含まれやすいセクションの一つです。新しい形式の設問であるため、ETSが難易度の統計データを集めるために、採点対象外の単語を数か所混ぜている可能性がある

    • 見え方: 設問数が「本来10問のところが12問になる」といった増え方ではなく、10問という総数の中に、スコアに計算されない箇所が数点含まれる形です。

  2. Read in Daily Life (日常生活の読解)
    • メールや公告などの実用的なテキストですが、ここにもダミーが混ざる可能性があります。

    • 見え方: 特定のメール1通分がまるごとダミーになるというよりは、設問の選択肢の一部がデータ収集用であるケースが考えられます。

  3. Academic Reading (アカデミック読解)
    • 従来の形式に最も近いですが、新形式では「1パッセージ(大問)まるごとダミー」という贅沢な時間の使い方はしなくなりました。

    • 見え方: パッセージ内の特定の1〜2問だけがダミー問題に設定されている可能性が高いです。


ダミー問題が出たらどうする?

残念ながらTOEFLのダミー問題は何問目に出題されるのか等決まっておらず、どれがダミー問題なのかを見分けることも不可能です。


したがって試験本番では全ての問題に手を抜かず解答する必要があります。

また、リスニングとリーディングのどちらかのセクションというよりは、両セクションでダミー問題が出題されるケースが多い。

まとめ

TOEFL試験では、①公平性を測るため、②新しい課題の作成のため、また、③アダプティブ形式に対応するレベル別問題の適応性を判断するために、ダミー問題が出題されます。

全てのセクションで導入されているわけではなく、リーディングセクションとリスニングセクションのどちらか一方、もしくは両方のセクションで出題される可能性が高いです。

受験者はどれがダミー問題が分からないため、全てもの問題に全力で取り組む必要があります。

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