IELTSの受験前に、今の自分の実力ではどのくらいのスコアが取れるのか、レベルチェックテストを受けて腕試しをしてみましょう。所要時間は、リーディング・リスニング合わせて30分程度です。
IELTSの場合、リーディング・リスニングは正答数でバンドスコアの目安を知ることができます。ライティング・スピーキングのレベルチェックは、自力で行うのは難しいため、第三者のチェックが必要です。
ライティング・スピーキングのレベルチェックに興味のある方は当校の無料カウンセリングをご受講ください。「スピーキング・ライティングのレベルチェック希望」と記入いただけるとスムーズです。
レベルチェックテストの前に、IELTSの概要を確認しておきたい場合は以下記事をご覧ください。
IELTSリーディング
20分を目安に解答してください。
IELTS アカデミック リーディング レベルチェックテスト
得点とバンドスコアの目安は以下の通りです。
正答数 | バンドスコア |
---|---|
0-5 | 4.5以下 |
6-8 | 5.0-5.5 |
9-10 | 6.0 |
11-13 | 6.5以上 |
IELTS アカデミックのリーディングは3パッセージ・40問を60分で解き、こちらのレベルチェックはパッセージの1つ目を想定したテストになります。パッセージ1が一番易しく、パッセージ3が一番難しいため、今回のレベルチェックでは11問以上の正解で6.5以上としています。
目標スコアにもよりますが、レベルチェックテストで6.0以下の場合は、リーディングの対策にも力を入れましょう。英文を精読するクセをつけて、わからない英単語や文法を確認して読解力を高めましょう。
現時点で6.5以上の場合、IELTSのリーディングは独学でも十分対策可能ですが、IELTSの問題集などを解いた際は、必ず精読を行い、よりスコアを安定させていきます。
IELTSリスニング
音声の指示に従って解答してください。所要時間は解答時間も含めて7分ほどです。
得点とバンドスコアの目安は以下の通りです。
正答数 | バンドスコア |
---|---|
0-3 | 4.5以下 |
4-5 | 5.0-5.5 |
6-7 | 6.0-6.5 |
8-10 | 7.0以上 |
IELTSのリスニングテストはアカデミック・ジェネラル共通です。問題数はリーディングと同じく全部で40問あり、試験時間は解答を確認する時間も含めて35-40分ほどです。4つのセクションに分かれており、1セクションは10問。レベルチェックテストでは、セクション2を想定した問題を解いて頂きます。リスニングの試験では単語の記述も求められます。したがって、単語のスペルにも注意しなければいけません。
レベルチェックテストで4.5以下の場合は、IELTSにこだわらず、英語のリスニング力を養う基礎的な学習から始めていきましょう。リスニング力は一朝一夕で身につくものではないので、毎日リテンションやディクテーションを行う、といった学習が効果的です。下記のリスニング力の効率的な勉強法についてを参考にしてください。
今回のスコアが5.5-6.5の方は、目標点数に応じて対策していきましょう。あとバンドスコアを0.5上げたい場合は、IELTSの問題を解いて、問題文を読みながら解く練習を行います。より高いスコアを目指す場合はリテンションやディクテーションなどリスニング力を根本から伸ばす対策を取ることが近道でしょう。
スコア7.0以上だった方は、現時点でリスニング力があると思います。このリスニング力を維持、そしてさらに高めていくために、日々TED TALKSなどで様々なトピックの英語を聞くようにしましょう。
IELTSライティング・スピーキング
IELTSのライティング・スピーキングは、自力でのレベルチェックが非常に難しいです。
ライティング・スピーキングともに、アウトプットの中で、単なる英語力だけでなく、論理的な思考や一貫性を求められるためです。「Task Achievement」と呼ばれる採点項目ですが、バンドスコアを決める重要な要素の一つです。
ライティングやスピーキングの現在のレベルを確認したい場合は、IELTSプロ講師のチェックを受けることをおすすめしています。当校の無料カウンセリングでは、スピーキング・ライティングのレベルチェックを行うことも可能ですので、ご希望の場合は「スピーキング・ライティングのレベルチェック希望」と記入の上お問い合わせください。
IELTS レベルチェックテスト
- IELTSの対策は、自分の実力と目標点数によってアプローチが異なるので、まずはレベルチェックを行い、今のバンドスコアの目安を知っておくとよいでしょう。
- ただし、ライティング・スピーキングのレベルチェックは専門のIELTS講師に見てもらう必要があるでしょう。